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2005/03/23

◆わが郷土の著名人建築家の丹下健三氏が逝った。同氏が設計した東京・お台場のフジテレビビルはきょう雨に濡れていた。東京高裁はニッポン放送によるフジテレビへの新株予約権について、東京地裁が発行差止めを命じた仮処分決定を認めた。ライブドアのニッポン放送買収がさらに前進し、ニッポン放送は上場廃止へ。3月期末株主になるための最終売買日は25日。ライフドアは議決権ベースで過半数を獲得する。ネットには「亀ちゃんのDJまた聞いてみたいな。社長首になったら、してほしい」なんて書き込みもある。オールナイトニッポンの初代DJで斉藤安弘氏と2人で「カメ&アンコー」なんて呼ばれていた時代から随分遠く、96年暮れの株式上場前、会社説明会で我々証券調査マンの前に晴れがましく座った頃からも時が過ぎて久しい。そして、今、記者連から次々投げかけられる問いに言いよどむ。そんな亀淵昭信ニッポン放送社長も6月の株主総会が最後か。アンコー氏は既に現場復帰している。カメさんは会社がライブドアにとられた後では復帰は嫌か。落合恵子さんもラジオのパーソナリティとして復活するとか言ってたが・・。

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◆東証には、米国発の強烈なパンチ。きのう付けの「春を前に楽観の花」はやはり危険サイン。次の米国FOMCの5月まで後ろ向きの米国株が落ち着きを取り戻せれば、世界の株式市場もひと安心だが、さて・・。で、東証1部値下がり銘柄数は1100超、商社、金融も下げた。が、市場体温計のみずほFG(8411)、野村HD(8604)の下げは限定的だ。伊藤忠(8001)や三井物産(8031)は小幅高。専門商社も頑強だ。武富士(8564)などノンバンク株は急落だが突っ込み買いで好機と見るべきであろう。また、東邦チタン(5727)はむしろここから下値波乱があればリバウンド狙いの買い分ありとみてよさそうだ。■皮肉なことに筆者が年間注目株としたものの、高値を取っては長い調整というパターンでじらされたラサ工(4022)がきょう逆行高し昨年来高値を更新した。これで、上昇ピッチが加速すれば一気に400円台相場入りなのだが!

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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