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2009/05/08

◆当欄では先に、連休明けの噴いたところは利益確定売りを先行させたいとした。昨年11月の日経平均戻り高値9521円はあと90円弱と迫っている。が、これはクリアすべきターゲットであることはこれまで記してきた通り。「先行きの押し目を買えるか?」は、9521円を突破した時、初めて「YES」となる。来週には3月期決算の発表は峠を越える。その後、1万円台乗せ挑戦場面が正念場となるかは、今期業績予想の中身次第か。

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◆当欄注目では、介護関連株全般は厳しい展開となっているが、最大手のニチイ学館 (9792)は25日移動平均線を割れた水準で下落基調転落の危機を免れる相場が続いている。8日付けの日経新聞朝刊が、「今10年3月期連結営業利益は前期推定比3〜3.5倍に回復しそうだ」と報じたことが買いを集めた。内需株に出遅れ人気が回るかがポイントだが、見直し買いから下値を切り上げる展開となるかが今後の鍵となる。

◆木村化(6378)が年初来高値を更新し、日製鋼(5631)が人気化、ならば、チャート好転間近の帝国電機(6333)の買いのタイミングを計ろう。また、東芝プラシス(1983)が4月28日13時に発表した今10年3月期連結業績予想は、これまで何度も紹介してきたように、やはり、前期比4.5%減収、21%営業減益、18%最終減益と2ケタ減益見通しを示した。株価は、当日899円まで突っ込んだ。4月6日以来の安値だが、その後、きょうの戻り高値972円まで急回復しており、28日の会社側業績予想を見て売った投資家は泣きを見た。繰り返される期初の「前期営業益最高更新、次期業績は大幅減収減益予想」。07年8月を頂点とした上値が切り下がるチャートは気になるが、下値も切り上がっており、やはり、突っ込み場面は拾う作戦を継続したい。

◆4月第4週に一気に上場来高値を獲り、全員参加型銘柄となったGSユアサ(6674)が749円と新生後の上場来高値を延ばしてきた。ホンダ(7267)向けハイブリット車用リチウムイオン電池を手掛け、三菱自(7211)向け電気自動車用リチウムイオン電池を手掛ける同社は、今期連結業績は償却負担増から厳しい業績見通しとの見方にあるが、全般相場が本格的な業績相場に移行できそうもない状況下では、大衆傘下のテーマ関連株として、引き続き注目してよい。

◆鉄道関連株も日本車両(7102)が昨年10月安値181円からほぼ一本調上げで495円と4日連続の年初来高値更新。利益確定売りもよし。また、日電産(6594)のTOB(株式公開買い付け)が昨年12月に失敗に終った東洋電(6505)は中国での高速鉄道車両向け駆動装置受注などを背景に好人気となっているが、業績が厳しく人気が去った後のカバーがしにくいことから見送りたい。代わりに、中国市場で中高速鉄道用車両向けブレーキシステムのシェアが4割超の高シェアのナブテスコ(6268)は200日線突破に続き、52週線に急接近のここから追撃買いしたい。

◆農業関連株も当欄チェックのセクター。日農薬(4997)は昨秋安値後、右肩上がりの展開が続いており、きょう4月20日の年初来高値を更新。昨年8月以来の52週移動平均線プラスかい離回復となった。クボタ(6326)も長期にわたって上値関門となってきた52週線回復から一段上の相場を引き続き夢見ている。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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