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2004/04/21

◆「東京製鉄(5423)効果」は21日の東証1部値上がり率で、上位5社を鉄鋼セクターが占めたことで明らか。ここまで同効果を当て込んで強気してきた合同製鐵(5410)がストップ高で値上がり率1位。東京製鐵もストップ高で2位。2社は買い物を残して取引を終えた。あと、中山鋼(5408)、東京鐵鋼(5445)、大阪製鐵(5449)と続く。大阪製鐵は大証でストップ高、値上がり率トップである。昨年10月は東京製鐵の好決算発表でにぎわったものの、1週間と持たず好材料出尽くし感から軟調展開に転じた。今回も短期的には急騰の反動安があって不思議ない。利益確定売りするのも一法。ただ、きのうも記したように、業績続伸を背景に鉄鋼セクターの中期強気相場は不変と見ている。

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◆デジタル家電絡みをコアとするハイテク株はシャープ(6753)が高値更新後反落に転じるなどまちまちだったが、◎オリジン電気(6513)は急騰、PER割安感強く3月高値639円抜けから一段高に進みそうだ。デジタル景気はきょう決算を発表したHOYAにも顕著で、デジタル家電関連の電子部品各社株は断続的に買われる展開となりそうだ。◎出直り期待はサンケン(6707)、液晶関連など伸長、今期PER割安感が強い。◎「技術優先の商売下手」会社の島津製作(7701)が田中耕一フェロのノーベル賞受賞を機に儲かる会社、利益成長を買う会社に大変身。前期の経常2ケタ増益に続き今期も大幅続伸見通し。高値更新のここから強気で買い進みたい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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