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2015/11/30

◆週明けかつ、11月最終売買日となったこの日の日経平均株価は前週末比136円47銭安の1万9747円47銭と続落した。為替市場では、朝方から円が対ドルで120円台70銭台での反落推移が続いたものの、前週末のNYダウ反落や欧州株の軟調もあって、朝方から売りが先行。10時過ぎにかけて下げ幅を縮小する場面はあったものの上値は重く、後場、再び2万円割れとなった後は1万7500円を挟み50円幅の狭いレンジでのもみ合いに終始した。

 日経平均指数採用銘柄の値下がり銘柄数は74.7%と2日連続で値下がり銘柄数が勝った。しかし、全銘柄では値下がり銘柄数が47.7%の916銘柄だったのに対し、値上がり銘柄数は892(同46.4%)と日経平均指数採用銘柄以上に下げ渋った。

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◆そんななか、当欄主戦銘柄のひとつ東急(9005)も18円安の857円とと続落し2日以来の安値水準とに後退した。27日付けでバークレイズ証券が投資判断を「オーバーウエート」から「中立」に引き下げたことが材料視されたという。

 同証券では「堅調な業績推移、自社株買いを評価し直近6カ月で株価の出遅れ感はおおむね解消した」とし、「自社株買いは継続性を伴ううえ、中長期的には渋谷再開発が大きなポテンシャルを有していることから株価のダウンサイドは限定的ながら、ここから半年程は大幅に市場をアウトパフォームする動きとならないであろう」と指摘した。

 株価は12日に07年2月(高値が1023円)以来の4ケタ相場乗せを達成したこともあり、当欄では一気に上値追いとは考えていない。そして、26週線や52週移動平均線前後への調整局面があったほうが、先行き相場への期待が大きくなると考えている。

◆アイサンテクノロジー(4667)JQが大幅反発し4660円と上場来高値を更新した。トヨタ(7203)が自動運転車公道運転を続けているなか、「自動運転車」有力テーマとして注目度が一段と高まっており、様々な関連銘柄がピックアップされている。この日、一気に値を飛ばしたのが同社株だ。

 同社は三菱電機(6503)のグループ会社。名古屋大学やインクリメントP(川崎市川崎区)と共同で自動運転の実証実験及び研究開発向け「高精度3次元ナビゲーションシステム3Dツインナビ」を開発。26-28日に日本未来科学館で開催された「G空間EXP015」に出展し、三菱モービル・マッピングシステム(MMS)を使用した測量や、ドローンによる無人測量を可能とした試作機で注目を集めたという。

 MMSはシステムや「完全自動運転」に向けて高精度のデジタルマップが重視されるなかでは、同社へ注目度は高いとの指摘がこの日もあった。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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