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2009/09/07

◆9月第2週初めの日経平均は前週末比133円高の1万320円と4日ぶりに反発に転じた。前週末4日の米国市場では、NYダウが続伸した。寄り前発表の8月米雇用統計で、失業率は市場予想を上回る9.7%と1983年6月以来の高水準となった。しかし、非農業部門雇用者の減少数が市場予想を下回り、減少ペースが低下したことを重要視した買いに、ディフェンシブセクターから切り返し、下げ幅は限定的に。その後、中国上海総合指数が4日続伸したことも買い安心感につながり、ハイテク株が上げ幅を拡大した。

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◆この日、上海総合指数は後半に上げ幅を急縮小したが、プラスは維持し5日続伸、日本を含む東アジア5市場はそろって上昇した。4日に様子見気分が強かったうえ、7日の米市場はレーバーデーで休場とあって、あす8日は前場後半に開場する中国・上海市場の動向だけが東京市場で指数先物を左右するにすぎないとあって、極端な薄商いのなか、輸出関連株から引けにかけ上げ幅を拡大していった。米国市場は、雇用統計でもいいとこ取りをして続伸した。一方、この日の東証1部市場出来高は前週末比4億720万株減少し15億1707万株にとどまり1月19日以来の低水準にとどまった。

◆KIMOTO(7908)が100円高の743円ストップ高で終り、なお、ストップ高買い気配で12万株弱の買い注文を残した。6月30日の年初来高値を一気に更新したのは、「今後数年間でタッチパネルは成長を加速させる」とのクレディ・スイス証券のリポートなどに見られる、タッチパネル市場の加速を背景に、またまた、関連株人気が広がったもの。KIMOTOのほかのタッチパネル関連株では、写真印刷(7915)が8日ぶりに切り返し、日東電(6988)は続伸、アルプス電(6770)は3日連続で年初来高値を更新。SMK(6798)は小反発した。●なかでも、アルプスの3日連続の年初来高値は、同時に、5月7日以来の上値ネックラインであった600円台前半を突破したことであり、ようやく、600円台前半の売り買い攻防戦が買い方が勝利したことでもある。強弱が決した後は、買い方有利の上昇基調を描く可能性が大とみる。タッチパネル関連株としてここからウォッチングを開始したい。

◆東芝(6502)が16円高の482円と4日ぶりに反発、一時487円まであった。7日付けの日本経済新聞朝刊が、「2010年度から最先端システムLSI(大規模修正回路)の生産を、海外の半導体受託生産会社(ファウンドリー)に委託、半導体生産ではフラッシュメモリーに経営資本を集中投資する」と報じたことが手掛かり材料視された。また、フランスの原子力大手アレバの送電・配電機器部門の買収入札への参加を検討していると伝えたことも買いを誘った。1日の年初来高値496円を一気に突破するようだと、先行き面白い動きとなるはずだ。■この日は東芝だけでなく、原子力関連株が好人気となった。変わらずを挟み8日ぶりに大幅反発したのは、原子力関連株の本命である日製鋼(5631)。また、原子力関連思惑株代表の木村化(6378)も7日ぶりに急反騰した。このあたりが動ければ、関連銘柄のリバウンド相場そこそこ期待できるのだが・

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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