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2007/07/18

◆世界同時株安?18日の日本市場及びアジア市場は、その後、開かれる米国株の下げを先取る格好で大半の市場が下落。アジア17主要市場の星取表は4勝13敗となり、勝組の中国、インド株ともも値上がり率は小幅に止まった。なかで、日本株は散々の結果となった。九州・四国の台風4号被害の後、16日の「新潟中越沖地震」による被災では、ピストンリングトップのリケン(6462)主力工場の操業停止が、トヨタ、スズキ、富士重の生産停止に追い込み、日産自、三菱自などでも、部品調達ができなくなり生産停止に追い込まれる自動車メーカーが相次いでいる。また、東電原子力発電所の停止や耐震設計の見直しも余儀なくされるうえ、会社側の発表値は低めに抑えられたものだと市側の反発を招き、電力株もTOPIX業種別指数値下がり率トップとなる。輸出・ハイテク株は、インテル決算悪や米住宅ローン問題の深刻化による円高ドル安場面となったことで下落。加えて、1週間投票日を後にずらした参院選では、自民党・与党の過半数割れ必死との情勢判断が新聞紙上に並び、政局流動化・構造改革の後退を嫌気して海外投資家が離れるのではないかとの懸念・・・。

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◆18日の日経平均株価1万8000円割れをかろうじて食い止めたのは、鉄鋼株が踏みとどまったおかげ。この日、TOPIX33業種別株価指数中で高かったのは鉄鋼の1業種のみ。JFEHD(5411)が上場来初めて8000円を付け、新日鉄(5401)は、新和海(9110)、太平工(1819)の陽動作戦も利き900円水準にある年初来のネックライン突破に準備十分の体勢となり、再び、市場をリードする構えだ。新日鉄の第1四半期決算は30日の発表予定であり、この日は、参院選結果が判明する日でもある。下値切り上げのしぶといチャートが全般相場を支えるとみている。セクターでいえば、海運、非鉄、資源、鉄鋼、造船株がどこまで市場をリードするかが注目点となろう。

◆6000円どころで上放れの機をうかがっているのはかつて2部市場の含み資産株として高人気を得ていた立飛企業(8821・東2)。立川市は人口17万人の街ながら多摩地区最大のJR乗降者数で、JR東海のリニアモーターカー中央線の核になる地点との見方がある。何よりも、ここまでは全般相場とほとんど無縁だが、多くの銘柄とともに昨年11月安値3810円を基点に上昇基調入り。2月以降は着実に下値を切り上げ、6000円台攻防戦を続けている。4月以降は25日移動平均線に下支えられ地味に、地味に6000円突破から05年11月〜06年2月にかけての上値ネックラインである6000円台前半攻略を狙っている。●大阪・中之島の森トラスト傘下・ロイヤルホテル(9713・大2)とともに波乱期に仕込みたい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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