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2005/03/14

◆先週末の米国株安にもかかわらず続伸で始まった平均株価だったが、結局、安値引けでとなった。米国では株価、債券、ドルのトリプル・ダウン。株価も主要3指数(NYダウ、ナスダック総合、S&P500)が揃って年初来マイナス圏に沈む。東京市場では、ハイテク輸出株が軟化し、素材、石油株も利食い売りが強まった。市場体温計のみずほFG(8411)は朝方53.3万円の戻り高値に買われたが結局反落で終った。一方、4月のペイオフ全面解禁を前に地銀株の昨年来高値更新が相次ぐ。きょうは第2地銀4行を含む29地銀株が昨年来高値を更新した。■人気は土地、株式の含み資産持ち株に集中。また、松屋(8237)のように、2月下旬に村上ファンドが株式を保有したと報じられた後、先週後半からきょうまで4日連続ストップ高に買われた銘柄もある。土地絡みでは映画興行関連株や繊維、食品、倉庫などがにぎわい。業界紙、レポートなどでは「含み資産株」とバブル期の言葉が久々踊っている。今月下旬の全国公示地価発表で、値下がり幅の縮小や都心部あるいは地方大都市の一部で上げに転じるなど好転の兆しが見られるとの観測があるという。原油など国際商品高によりインフレ懸念が強まるとの見方があり、「今年は地価上昇が確認される年だ」と見るむきもある。どちらにしても、きょうの東証1部売買単価は一気に656円まで低下。ただ、にわか含み資産株人気は相場の乗りがいいだけに短命に終る可能性がある。先週末のような楽観的SQの後ほど怖いものはないとのとの声もある。もっとも、本欄注目の片倉(3001)や平和不(8803)、東京建物(8804)が高値を更新し花粉症で痛む目を細めてニコっとしているのだから、含み資産関連株の人気をとやかく言っても始まらないか。

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◆元気を取り返しはじめたのがマザーズ市場。タカラバイオ(4974)が急伸しそーせい(4565)、アンジェスMG(4563)がいいリズムを刻もうとしている。◎なかで、6日ぶり反落のネット接続中堅GMO(9449)は企業買収事業がオンし業績拡大が続く。4月4日には子会社が上場し、秋にも1社上場予定という。株式分割落ち後の高値を前に一服だが、強気で臨みたい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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