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2014/09/05

◆日経平均株価は前日比7円50銭(0.05%)安の1万5668円68銭とわずかながら続落した。週末控えに加え、米8月雇用統計の発表が今夜とあって持ち高整理などの売りが上値を押さえた。4日の欧州市場では、欧州中央銀行(ECB)が5年11カ月ぶりの政策金利引き下げを発表、ドイツDAX指数は5連騰した。ただ、米国市場では、発表された8月ISM非製造業景況感視指数が9年ぶりの高水準となったものの、5日の雇用統計発表を控えたNYダウは小反落した。NYダウの終値は前週末以来、小幅な変動にとどまってきた。その分、今夜の雇用統計の結果次第で変動幅が大きくなる可能性もある。上か下か?週明けの東京・欧州市場はその結果に上下どちらかに振り回される?それとも、模様眺めが続くか?個別銘柄はその全般相場の動きに左右されることに・・。上下が決まった後、流れに乗るか?逆張を選択するか?

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◆(お詫び!!)8月21日号が当欄登場が最後となった日本空港ビル(9706)はこの日、一時4225円を付け1990年の新規上場月の最高値4370円が目前となった。今年3月5日号で初登場して半年、当欄登場回数は27回。12年末から何度も記してきた日本空港ビルだが、この日改めて見直したところあってはならない文章の抜け落ち、結果的には記載ミスを発見してしまいました。その最後に登場した日の号でのことです・・。「今週、1990年の上場年に付けた過去最高値を24年ぶりに更新した。PER割高感が懸念されただけに、当欄はここからは他の統合リゾートIR関連株へ銘柄チェンジすることを考えはじめた」と記していた!もちろん、チャートを見れば分かることだが、「権利落ち後チャート」を見て記事を記したものだったのだ。今回は結果良しとなったものの、逆だったら・・と記事を記すことの恐ろしさ恐さを改めて感じました。なお、「売り買いは自己判断」でお願いいたします。幸い、21日終値こそ大幅に上回っており、あと145円に迫った最高値を突破して名実ともに最高更新してほしいもの!もっとも、現在の当欄は別の中核銘柄探しが続いているところ・・。●また、1997年1月以来の300円台回復がなった当欄主戦銘柄プリマハム(2281)は270円台へと調整色を強めている。昨年は5月294円高値から1ヵ月半後には178円の暴落となった。が、今回は8月に第1四半期決算を発表した後に305円の高値を付け後、300円頂上合戦が続いた後、下げに転じてきたもの。現在270円にある13週線で下げとまるか、245円の26週線か?しばらくその行方を見ることにしよう。11月上旬に予想される中間決算発表までに「買い場」が訪れるかどうか?

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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