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2008/07/09

◆祭りは終った。「洞爺湖G8サミット」は、日本が何もイニシアチブをとる場面はなく、「環境サミット」と騒ぎ、「エコ エコ・・」とテレビ、新聞などマスコミがはしゃぎ、われわれ証券関連人は「太陽光発電だ、燃料電池車だ、脱炭素だ・・」などとただ商売としてのみ「環境」いや、環境関連株を担ぎ上げただけであり、「地球温暖化」か「地球寒冷化」に向かうのか本当のところは定かではないまま、市場の大騒ぎ、儲け話に遅れてはならじ、とばかりにあとを追いかけたばかりで、やけに多い警官の姿をみただけで貴重な3日間が過ぎていった。国益を捨てるなんて出来ないのだから、根回し下手の「大本営発表」方式になれた日本人が主導し、50年先に向けた「温暖化ガス半減」の長期目標で具体的な合意に至ることは短兵急には無理というもの。

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◆さて、「環境関連株」はどうしましょう?当欄では、「サミット」の1カ月前頃に「ヤマ」があるとの見方で、話を進めてきた。そして、原子力関連株代表の日製鋼(5631)は6月6日に2425円の上場来高値を付け、3月に新規上場したばかりのTAIYO(6252・東2)は今月4日に298円の上場来高値をつけた。上場初値は公開価格割れの140円だから、倍を超える上昇と・・といちいち言ってもきりがない。世界同時株安商状のなかで、逆行高NO1は多くの目先資金を呼び込んだ三晃金(1972)だろう。それ以前、燃料電池車関連株株としては6月19日に最高値を記録したGSユアサ(6678)・・などなどは、どこへ流れていくのか!

◆振り向けばNYダウは3月安値を割り込み、軟調相場入りをアナウンスした。8日には日経平均が一時1万3000円を割った。原油高が反転し、ドル高円安となれば、日本の輸出関連には好材料となる。投資家心理はすっかり弱気に傾いているが、セブン銀(8410)が連日で上場来高値を更新し、大相場に向け前進を続けている!中勢強気で攻めたいもの。NTT(9432)は年初来高値圏で堅調だ。また、昭和シェル石油(5002)も続落ながら7日の年初来高値から大きく下げたわけではない、JR東海(9022)は120万円を前に買いエネルギーを充填中。ともに中期買いで臨むべきであろう。

◆テクノメディカ(6678)は、これから見直されて当然の好業績・割安株である。株式の新規上場は2003年9月。東証1部市場に上場したのは今年3月24日となじみがない小型株であること、そして、採血に関する各種準備装置、検体検査装置など臨床検査用分析装置、医療機器の研究開発、製造、販売を手がけており、事業面もなじみが薄いことから、今09年3月期予想単独PERは9倍割れに甘んじている。しかし、業績はすこぶる好調だ。採血菅準備装置は前下期投入の新製品が寄与するうえ、大病院の更新需要取り込みに加え中規模病院の新規開拓など顧客開拓が奏功し伸長。検体検査装置も内外で堅調が続いており、売上高2ケタ増が続く見通しにある。人件費増や償却費増を吸収し、営業利益は期を追うごとに増益率を高め、前期比15%増の会社側見通しにあるうえ、今期予想売上高営業利益率は20.1%と極めて高いレベルが続いている。そして、主力の採血菅準備装置は今後も更新需要及び海外を含めた新規需要の拡大が続くと見込まれる。いかにも評価不足、割安感が強いといえないか!

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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