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2012/02/20

◆朝出かける時、「トン マニ ポロワ!」(お金たくさん稼いできて!)と妻に送り出される。「行ってらっしゃい」よりも、具体的かつ即物的な言葉だ。そもそも、ひとと挨拶する時、日本人は「良い天気ですね!」、「寒くなったですね!」などと天気について会話することが多かった(今もそうか?)。そこには、基本は農業であり、農業は天気加減しだいということが現れていた。一方、妻は、「パン モゴッソ?」(ご飯たべた?)と聞く。食事したかどうか?を挨拶の言葉として使うのだ。日本以上に食べることで苦労してきた結果と思っているが・・。では、今夜の食事は何を用意している?

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◆さて、日経平均は前週末比100円高の9485円と続伸。8400円台を回復し昨年8月4日以来6カ月半ぶりの高値引けとなった。(1)20日の欧州財務相会合でギリシャへの第2次支援策が決まるとの観測を背景に、欧米株がそろって上昇。(2)内外市場で円が対ユーロ、ドルで昨年8月4日以来の安値を付けたことから、輸出関連セクターが続伸。(3)NY原油先物が1バレル=103ドル台と昨年5月10日以来の高値を付けたことから総合商社や鉱業など資源関連株が人気化。(3)、20日に中国人民銀行(中央銀行)が預金準備率の0.5%引き下げを発表したことからコマツ(6301)、ファナック (6954)など中国関連株が人気化・・と買い気が広がった。■もっとも、買いが先行し日経平均が8500円台でスタートしたこともあり、後場半ば以降は利益確定売りも出て、終値での8500円台はならなかった。TOPIX業種別株価指数は全33業種中25業種が上げたが、値下がり8業種中7業種は当欄こだわりの内需関連セクターだった!それは、ここまで、ギリシャのデフォルト懸念が見え隠れしてきたなか、欧州連合(EU)が3月20日のギリシャの国債償還日をちょうど1カ月に迫った2月20日の財務相会合で第2次救済支援はなされるだろうとの楽観論が強まったことが背景だ。■一つのヤマを越えたのだから、次のヤマも越えることができる?しかし、これでギリシャ債務危機は終ったわけではない。また、スペイン、ポルトガルが控えている。これまで、円を買い、ユーロ、ドルを売ってきた投資家が反対売買を急いでいる。が、抱え込んだ円を売る動きが一巡した時、さて、為替市場は?幸い、NYダウは30銘柄しかないので、既に、昨年5月高値1万2876ドルを突破し、リーマン・ショック以前の07年10月の過去最高値(終値ベース)1万4164ドル(ザラ場ベースでは1万4198ドル)さえうかがう格好となっている。超金融緩和を背景に、米国経済は日欧比で良好に推移している。あとは、住宅関連指標の好転が続けば、昔のことわざのように「鬼に金棒」なのだが・・。

◆当欄で中国関連として記してきたナブテスコ(6268)はファナック高に呼応して昨年8月16日以来の高値となった。今3月期経常益も2ケタ増をキープ。予想PERは16倍弱で、ファナック次第で妙味残すが、2000円前後には戻り待ちの売りが待ち受けている。2000円接近から売り場を探すべきか。●内需関連は嵐を避けて待つ・・。マクドナルド(2702)はなお2100円とび台で、壁の真っ只中。週足は右肩上がりの格好となりつつある?●「丸亀製麺」のトリドール(3397)は5日続落。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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