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2006/07/27

◆方向感のないまま船出したこの日の相場、平均株価は1万4900円割れで始まっただが、終ってみれば295円高し1万5100円台と反発!10時前から1時40分頃まで夏の日の気温計のようにぐんぐん上昇し、引けにかけて高値圏で推移した。先物主導の上げだという。TOPIX33業種別株価指数のうち下げたのは、あの王子紙(3861)が北越紙(3865)の三菱商事との提携に対しTOB(株式公開買い付け)を打ち出し直近で賑わいを見せた紙・パルプ株指数のみ。3%以上買われる突出業種はなくほぼ均等割りに近い上げとなった。軟調相場の主犯、楽天(4755・ジャス)やソフトバンク(9984)が上げに転じるとマザーズ指数とヘラクレス指数は5日ぶりに反発に転じた。主犯格が反省高しないと全般に元気が出るわけはない。平均株価は9日ぶりに25日移動平均線を上回ったが、1万5600円水準にある200日移動平均線が目先の上値関門として控えている。いずれにしても、10月下旬までは次の相場のエース、主役選考会みたいな相場が続く。瞬間光に照らされた後、闇に消える銘柄もあろう、入れ替わり候補が登場しつつ主役となる銘柄が誕生していく。

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◆その間も幕間をつなぐ相場がある。明日28日は1Q(4〜6月)決算発表のピーク。きょうも、前日引け後発表した好業績銘柄やこの日の取引時間中に発表した好業績銘柄に、どっとばかりに買いが入った。好業績と株式分割を同時に発表したアドテスト(6857)やデンソー(6902)、富士通(6702)がそうだ。もっとも、アドテストはその割りに上げ幅が地味だった。米国半導体株の業績鈍化懸念が影を落とした?■浜松ホト(6965)がきのう発表した4〜6月期連結経常利益は前年同月比39%増となった。ただ、株価は前日にかけ続伸したことから利益確定売りに押された。引き続き中期買い銘柄とする。●ホンダが1Q決算を発表し買われた。ならば、ホンダ系で車体プレス部品を手掛ける菊池プレス(5970・ジャス)はいかが?3200円で1000株単位の銘柄、投資金額300万円強では多くの個人投資家が手を出せず、機関投資家の継続買いで13週線沿いに上昇基調を持続する好チャート株。もちろん業績はすこぶる好調。07年3月期連結予想1株利益は251円で割高感はない。●また、二進一退の上昇トレンドにある中古車情報誌のプロトコーポ(4298・ジャス)は今3月期業績最高更新見通しにあり予想1株益は124.9円。昨年9月以降26週移動平均線が下支えし上昇基調を持続。6月5日につけた1860円の年初来高値を更新し、2000円相場入りが期待できそうだ。■日水(1332)は明日にも600円乗せ、期待の、地味ながら右肩上がりの好チャートを継続しているのが島津製(7701)。今3月期経常利益は3期連続最高更新。6月最終週に週足移動平均線が770円処で収れんした後、株価が上値を追い始めた。この動きは、昨年12月の870円高値をトップとした800円台の厚い壁突破から、4ケタに迫る展開につながるものと「強気」している。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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