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2012/10/30

◆NY株式市場は29、30日と2日連続で全ての取引が中止となる。1888年以来124年ぶりのことだという。報道によれば、「サンディ」は大西洋を北上するハリケーンとしては過去最大級だという。強風と高潮でNY市及び資本市場は麻痺状態となった。 一方、欧州市場は、スペインの9月小売売上高が前年同月比11%減と2ケタ減少し景気悪化懸念が広がったうえ、ドイツの財務相がギリシャの新たな債務再編に否定的だったことから、ギリシャ株が8%超の大幅下落となり、欧州株がそろって反落した。5月にかけ欧州金融機関への信用リスクは大きく高まったが、直近では沈静化していた。引き続き、静まる方向に向かっていくことが出来るか?再び、誰かの発言や政策齟齬から不安が高まることになるのか?静かに、見守っているところか?

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◆この日、東京では日銀が金融政策決定会合後に、追加金融緩和を発表した。が、資産買い入れ枠を従来比11兆円増額、66兆円とした。しかし、いつもは、東証が昼休み期間中に発表されるのだが、14時過ぎても発表はなく、取引終了15分前となったことで期待が高まったものの、上記の数字のみ。日銀の金融緩和に過剰に期待し過ぎた向きの投売りが入った?か、日経平均は瞬間的に8993円と9000円に肉薄したところで失速。8800円台前半の安値引けとなった。下げっぷりを見れば、海外勢の短期売り叩きか?

◆内需の落ち込みは、物販・外食・・など消費戦線も疲弊させる。当欄は、このラインに沿ったラインを重点的に紹介してきただけに、選択幅が随分狭まった感がある。●牛丼チェーンを当欄は取り上げなかったが、外食産業の指標のひとつとしてチェックはしてきた。松屋フーズ(9887)が4日ぶりに急反落した。3月高値後の下値を探る動きが強まりそうだ。14時に発表した今13年3月期中間連結決算で、経常利益は従来予想の13.7億円を67%下回り、前年同期比82%減の4.5億円と大幅減益で着地。通期経常利益予想を従来の44.2億円から75%減額し前期比77%減の11億円と大幅減益見通しに修正した。これは、牛丼業界の問題だが、「外食」と言うことでいえば同じ土俵ではある。●一方、「食べ放題焼肉レストラン・キング」を展開する物語コーポ(3097)の株価は、9月5日の直近安値1472円から前日には1881円の株式分割修正後最高値を記録。直近でオーバーランした分、調整が急となるか、時間をかけなお、右肩上がりとなるかは、収益力が一段と高まるかどうかがポイントだ。●コスモス薬品(3349)は、知友アナリストで「日本の問屋は永遠なり」を今春出版した有賀泰夫氏のリポートを片手に推奨してきた。きょうも8180円の上場来高値を付けた後、170円安の7970円引けと荒っぽい動きだ。様子見は当然?であろう。同社は九州発のドラッグストアだが、アナリストは、「全く新しいフォーマットのディスカウンターだ」という。「加工食品卸売業との取引がキャッシュを生むという、日本独自の流通市場の特性を生かし、大量の新規出店、既存店改装を行いながらも、借入金に依存しないビジネスモデル」を構築した。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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