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2009/09/28

◆10月からの下半期相場入りを控えた東京市場で、日経平均は前日比256円安の1万9円と大幅続落。かろうじて1万円台の終値を守った。25日の米国市場で円が7カ月ぶりに1ドル=90円割れ、これを受けた今朝の東京外為市場で一時89円台前半まで急騰した。また前週末の欧米株式下落、そして、この日のアジア・太平洋株株式安もあって輸出株から下げ、ほぼ全面安商状となった。

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◆日経平均は一時9971円まで下げ、7月24日以来、2カ月ぶりに1万円台を割り込み、8月21日に付けた直近安値1万142円、そして、1万71円にある75日移動平均線を割り込んだ。結果、前週まで、「相場は上昇基調」としてきた根拠のひとつは直近安値を割り込んだことでいったん消滅した。ただ、直近2日間で535円、5.1%の急落となっただけに、明日、海外からの入電がそれほどひどくなければ、直近で大きく突っ込んだことから、短期的には75日線回復からリバウンド狙いの買いが入る可能性はある。が、多大な期待は先ズレした?■アジア市場では、中国市場は国慶節と中秋節(旧盆)に伴う10月1日から8日までの長期休場を控え、30日にかけ動きにくくなっており、明日も不安定な動きか。

◆金融株では、三菱UFJ(8306)が一時4月以来5カ月ぶり安値475円まで下げた。25日に100%米子会社が同社から20億ドル(約1800億円)規模の追加支援を受けると発表。同社が公募増資などによる資本調達をするのではないかと希薄化を懸念した売りが先行した。加えて、25日、20カ国・地域(G20)首脳会議が、金融機関の規制強化について、銀行の自己資本強化は2010年までに国際ルールを策定、12年末を目標に段階的に実行するとしたことや報酬規制の即時導入を要請したことを嫌気した売りが広がった。■いずれにしても、日米での決算発表が市場の最大注目点となる10月相場は目前。上下どちらか放れた方に付くべき相場到来は近い?直近高値銘柄ゆえに、大きく売られる銘柄も出てきている。用心が肝心の相場、様子見をしたいところだ。

◆期待の半導体関連株は最大手で24日に年初来高値5900円を付けたばかりの東エレク(8035)がこの日の安値5500円近辺で終了。当欄注目株としたスクリーン(7735)も前週末25日の年初来高値から28円安の333円で大引け。一時25日線や13週線に急接近する場面があった。全般相場の好転時に向け、下値調べをウォッチング。310円台にある75日線で踏みとどまるか、290円にある26週線を見なければならないのかチェックしよう。

◆筆者の本年公式年間推奨銘柄はセゾン情報(9640)だが、年初から4カ月間の続落で記憶の底に沈めてしまった。18日の急騰劇を知ったのは、26日のこと。いまさらの気はするが、4月以降の下値切り上げチャートは良し。18日の急騰は今10年3月期上期連結最終損益を黒字見通しに上方修正したことが好感されたもの。650円水準で下げ止まり、モミ合う展開となった後、出て行くべきか。当面は、動きをチェックしよう。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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