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2013/08/19

◆残念ながら、夏の甲子園で、我が愛媛県勢・済美は17日の3回戦で敗退した。そして、四国勢は準々決勝で鳴門、明徳義塾とも1点差敗け。ただ、上甲済美高監督が気にしていた「夏の大会での県勢勝率トップの座は守りたい」との思いは、1試合勝ったことと、大阪勢が2勝1敗で終ったことから、わずか1厘差、愛媛6割5分に対し大阪6割4分9厘・・で死守した。今春の選抜大会で一躍話題の投手となった安楽・済美高投手は、夏の大会では14日の試合で球速155キロと甲子園でのタイ記録をマーク。しかし、県大会で見せたスライダー、スプリットは決まらなかった。結果、ストレート狙いの相手打線に痛打を浴び、思うような結果が出なかった。今春は、球速150キロ台で決勝戦に駆け上がりニューヒーローとなったが、決勝戦では大敗。その後、調整が続いた。そして、夏。県大会では球速は跳ね上がっていき157キロまで伸び、県大会は一気に優勝!しかし、今夏のピークは県大会だったようだ。14日の今夏初登場の2回戦では球速は上がるものの、球にキレはなく伸びは乏しく、試合の後半には棒球が混じりヒヤリとさせられ、なんとか勝った。しかし、3回戦もまた、苦戦の投球が続き、延長戦で1点差に迫ったところで終了。まだ、2年生だが、肩が心配。ゆっくり肩を休ませたい・・。

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◆さて、8月第4週初めの東京株式市場。日経平均は前週末比108円高の1万3758円と3日ぶりに反発した。前週末、米長期金利は大幅上昇、日米金利差が拡大するとの見方から海外市場で円が下落。今朝、寄り付き前発表の7月日本貿易統計で貿易収支が13カ月連続赤字となり、東京外為市場で円は3日ぶりに反落。輸出関連セクターから上昇した。また、NY原油先物の6日続伸、金先物の3日続伸・・と商品市況が上昇したこともあって資源関連セクターが堅調に推移した。ただ、盆休み明けとあって盛り上がりに欠けたうえ、米金融緩和縮小策懸念が重なり海外勢の腰は引き、出来高、売買代金とも今年最低を更新する薄商いに!そんななか、先物主導の展開で8月に入って13日中6回目の高値引けとなった。「閑散下の大駆け」はヘッジファンドの特許?

◆そんななか、建設関連がそろって上昇した。当欄注目のショーボンド(1414)は3日ぶりに急反発し、中期相場を示唆する26週線沿いの上昇基調を鮮明化。もっとも、日足ベースでの中期線である75日線<3974円>を割り込んだ格好となっており、早い時期でのプラスかい離回復が欲しいところだ。●もっと、きれいな上昇基調を描いているのは横河ブHD(5911)。週足は今春26週線が下支えし、7月からは13週線に下支えされる格好で、1996年後半以来の水準に上昇。●NIPPO(1881)も11年東日本大震災以降、昨秋までは長期線52週線に、今春以降は26週線に下支えされた、10年秋を二番底とした長期上昇相場を形成。移動平均線絡み場面から拾っていくべきであろう。  

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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