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2008/04/21

◆日経平均株価が5日続伸。前週末の米国株、欧州株の急騰やこの日東京外為市場で一時1ドル=114円台と大幅ドル高円安に進展したことから、自動車株や電機株への買いが先行した。もっとも、出来高は18.61億株と20億株割れが続き、売買代金は2.34兆円にとどまる。それでも、25日移動平均線とのかい離幅が7%に接近するなど黄信号、騰落レシオ(25日平均)は120%まで上昇し、赤信号点灯が接近。■しかも米国株高の背景には不安が残る。「先週18日に発表したシティーグループの1〜3月期決算で、サブプライム住宅ローン問題に絡む信用関連損失が一部市場予想を下回ったことから、金融機関の損失は最悪期を脱した」との見方が広がったという。そして、金融クラッシュや景気後退(リセッション)はないとの楽観的見方が<単に一時的に>広がっていることなどが背景。

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◆半導体試験装置トップのアドバンテスト(6857)は、19日付け日経紙が2009年3月期業績予想は、「営業利益が2期連続で2ケタ減益になる見通しだ」と報道した(東洋経済・会社四季報最新号では前期比横ばい予想)が、一時3100円の年初来高値を付けた後、利益確定売りに押され10円安の3000円で終った。「今期は下半期から業績回復見通しにある」との見方を重要視したうえ、前週末の米国株大幅反発、ドル高円安進展を追い風に買いが先行したもの。同社の決算発表は今週末25日引け後の予定。日経予想の減益幅なら本年に入り、3度、2000円とび台で踏みとどまった頑強振りの間に織り込んだと見てよい。既に、先週、中期相場を占う26週移動平均線を上抜いており、「押し目買い」銘柄に転じている!会社側の業績予想発表が、上昇基調入りを鮮明化させると見ているが、さて・・。

◆世界を襲う天候・環境異変・・など<地球の呼吸はいつ止まってしまうのか?>という問いかけに答えは見えてこない。■原子力関連株は先週まで牽引役となった本命株日製鋼(5631)が、連日で年初来高値を更新した後、下げに転じた。1月安値1335円からの650円、49%上げただけに一服は当然だ。むしろ、7月洞爺湖サミット前に多くの環境問題シンポが予定されており、調整があったほうがよい。●この日、原発関連出遅れ株として牽引役となったのは思惑人気が高くストップ高に買われた木村化(6378)だ。帝国電機(6333)、日ギア(6356・東2)、イーグル工(6486)、岡野バルブ(6492・東2)など原子力発電関連株の上昇をリードした。22日以降も思惑買いを誘いそうだ。●ただ、米国での原発受注活動が予想以上の成果を挙げている東芝(6502)は、3月21日の年初来安値649円から5週間で240円弱高したが、905円にある52週移動平均線が重い上値ネックラインとなる?

◆1月安値362円から2度ダメ押し入れた後、4月第1週に26週線を回復したのは日油脂(4403)。鳥インフルエンザをはじめ幅広いインフルエンザに効く「万能ワクチン」開発が進展しているといい、スギ花粉症対策関連株として、また、リチウムイオン電池では米GMハイブリット車向けに提供している・・ことなど話題の玉手箱を持ち合わせており、低位材料株としてここは「強気の買い」で攻めるべきであろう!

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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