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2012/12/26

◆WOWOWプレミアムでは年末年始にかけ、1967〜68年に放送された「ウルトラセブン」のハイビジョンリマアスター版を放送すると発表した。NHKではBSプレミアムで、筆者結婚の年である1983年放送の連続テレビ小説「おしん」を新年より再放送するとも発表した。こちらは03年に再放送した時にVTRに録画したものの、経年変化により画像が乱れて見にくくなっており、ディスクに録画しつつ再見するチャンスとなる。そして、大河ドラマ「八重の桜」は綾瀬はるかファンだといって、妻にさんざんバカにされてきた筆者の眼力を見直させるチャンスだ。これまで、主人公新島八重さんに関する本を読んできたが、はるかさんがいかに演じていくのか気にかかっていた。が、チラッと放送されたドラマ撮影シーンではしっかり演じておりひと安心だ。■それにしても、この3シリーズだけでなく、かつて見逃し、今も見たい映画が再放送される・・。寝る時間が無くなる!?もっとも、「ウルトラ」シリーズでも見たいのは故実相寺昭雄監督と故佐々木守脚本家コンビの作品群と金城哲夫脚本作品群を中心としたものであり、本数は限定的。ウルトラシリーズは11年6月に「ウルトラQ」シリーズが再放送され、「ウルトラマン」シリーズは今年8月の再放送で見かつ残すべきものを録画した。実相時、佐々木守、金城氏などがタッチしていないウルトラシリーズは見るほどのものは乏しい。その分、見る時間が少なくなり助かるのだが・・。

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◆さて、日経平均は前日比150円高の1万230円と大幅続伸し、本年高値1万255円を付けた3月27日以来9カ月ぶりの高値水準となった。この日、安倍新政権が発足し政策期待の高まったうえ、東京外為市場では受け渡しベースで年内最終取引だったことから輸入企業が円売りドル買いに動いたこともあり、円が対ドルで85円38銭まで下げ、11年4月8日以来1年8カ月ぶり安値となったことから、輸出関連株が大きく上昇し、政策期待から金融・不動産関連も買われるなど物色の環が広がっていった。■そんななか、WNIウェザ(4825)が8%近い大幅続落で、52週移動平均線を9カ月ぶりに割り込んでしまった。新政権誕生で相場が景気敏感株に向かっていくなか、当欄注目の食品、流通など内需関連セクターが厳しい展開となっており、WNIウェザの下げも大幅となった。25日に発表した13年5月期第2四半期(6−11月)連結経常利益が前年同期比1.9%減の11.7億円にとどまり、従来予想の16.7%増から一転、減益に転じたことから失望売りが広がったものだ。サービス拡大に伴う要員手当てなどが利益を圧迫したというが、ただ、本業である交通気性サービスは増収を確保している。とはいえ、通常は52週線割れで相場が失速、反転するものだ。同社株はこれまで、07年12月安値465円を基点とした上昇相場で、何度も52週線を割り込むシーンがあったが、何とか持ちこたえて、切り返してきた。しかし、今年8月に3095円を付けたことを考えれば、この先、需給面からも買いは無謀とみて、「買い」銘柄からいったん外すことにした。●代わりに、150円割れ水準で小動きが続いている当欄新年の注目株プリマハム(2281)に期待し、WNIウェザはウォッチングとする。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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