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2010/03/18

◆18日のNYダウは7連騰したが、18日の東京市場で、日経平均は前日比102円安の1万744円と反落した。朝方から小安い水準で推移していたが、後場に入り上値が重くなり、14時過ぎから下げ幅が拡大した。前日に、日本の金融緩和拡大、米国の政策金利の長期低水準継続・・と金融政策が予想の線で打ち出されたことで、出尽くし感から買い方の動きが止まった。対ユーロで円高が進行したことから輸出関連株の利益確定売りを誘い、直近の好展開により、25日平均騰落レシオが前日に128.6%に上昇、「経験則では、オーバー気味であり、短期的な調整を挟んでも不思議はない」ことを示唆していたことも買いの手を休ませた。●出来高トップ10で10日連続トップとなったのはみずほFG(8411)、1億3036万株だ。昨年11月の上場来安値146円から195円にある200日線にあと3円まで迫ってきた。自己資本増強に向けた公募増資を今後しなければならないという、先行き需給悪化が嫌気される場面が予想されるが、どこまで上値を試すことができる?■東証1部市場は下げたが、新興市場は、ジャスダック平均と大証ヘラクレス指数が10連騰し、東証マザーズ指数は5連騰とここ元気いっぱいだ。●3DTV関連では、3Dメガネ用フィルムを手掛けるポラテクノ(4239)が急騰劇を演じている。●3D描写エンジンを主力とするエイチアイ(3846)は13万4000円の2月来の高値ネックラインで押しとどめられているが、これを突破すれば、個人投資家の短期資金が流入する?ただ、動きは急であり、よそ見は禁物の相場。下げる時は、ストップ安続きなども予想され、一般は「見る相場」か。

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◆一方、今は、ゆっくリズムでチャートに注目しつつウォッチングを続けている結核関連・栄研化学(4549)が4円高の839円引け。3月に入り、朝高引け安の日足陰線となる日が多いのは不満だが、2日連続で75日移動平均線を回復しており、週末となるあすは昨年10月第3週以来の13週線プラスかい離で終り、一歩前進が期待できそうだ。■  同じく臨床検査薬大手のみらかHD(4544)も今3月期予想PER15倍台で割高感は乏しく、08年10月安値を基点とした上昇基調が続いている。同社株も栄研化同様に新型インフルエンザ関連人気に乗って昨年11月に3120円高値をつけた。が、今年1、2月の安値時には200日線を下値支持線として踏みとどまり、切り返してきた。きょうは1月21日の直近戻り高値2875円にあと10円まで迫った。まず、1月高値を奪取し3000円に向かうかどうかを注目したい。

◆また、先に注目した後、調整待ちをしているのは、調剤薬局大手で後発医薬品の製造本格化が間近な日本調剤(3341)。東証1部銘柄だ。4日にほぼ1年7カ月ぶり高値2830円を付けた後、11日には2480円までの調整をみたが、依然、6週線沿いの上昇基調が続いている。先に記したように、政府が薬剤費削減を目指しジェネリック薬(後発医薬品)の使用促進にむけ優遇策を実施することから、製造、販売とも手掛ける優位性を背景とした収益拡大への期待は大きい。いつ打って出てもいいように、チャートとのにらめっこを続けたい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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