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2005/11/29

◆値上がり銘柄数が1000を超えTOPIXは3日続伸した。が、平均株価は一時1万5000円に後5円と迫ったものの結局、9日ぶりに反落した。経済産業省が午前の取引開始前に発表した10月の鉱工業生産指数は、前月比 0.6%上昇した。市場の事前予想を下回ったが、11月の製造工業生産予測指数は前月比4.6%上昇し、12月は0.6%上昇する見込みで市場の事前予想を上回った。ただ、前日は消費好調だと伝えられた米国クリスマス商戦は、先週土、日曜日に低価格品のウォルマートのひとり勝ちだと判明したとかで消費関連物色の勢いがとまってしまい、東京市場の空気を重くした。とはいえ、相場は強い。

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◆新年注目セクター、薬品・バイオ編。主戦は武田薬(4502)。次に、ツムラ(4540)、科研薬(4521)。バイオ・ベンチャー株ではアンジェス(4563・マザ)、そーせい(4565・マザ)、LTTバイオ(4566・マザ)などをまず先発注目株としたい。ただ、日米ともバイオ・ベンチャー株人気は低迷しており、中期押し目買いで臨み、目先狙いはすこし先になりそうだ。チャート、出来高、値動きなどをチェックし続けたい。■武田薬は、10月3日に6950円の年初来高値を付けた後は8〜9月急騰相場の調整が続いている。しかし、13週移動平均線が下支えし出番を待っている格好であり、打診買いをはじめよう。過去5年間の利益成長が2ケタだったが、自社オリジナルの新薬はゼロ。しかし、2008年3月期以降は再び成長率が高まりそうだ。臨床フェーズ3以上の新薬候補が昨年9月末の4品目に対しこの1年で7品目に増加。今では大手でもっとも豊富なパイプラインを持つ。また、北米市場での攻勢は既に始動している。◎ツムラは、中間決算発表を受け11月2日に出来高を膨らませ急騰し90年3月以来の高値水準に買われた。いったん好材料出尽くし感が広がり調整期間は4週間目となっているが、底堅い動きといえよう。業績面は、国内外での漢方の見直しが広がっており、中期的な収益拡大が期待される。まだまだPER割安感は強く、ここから中期狙いの押し目買いを継続。◎科研薬は、01年10月以来の900円台乗せが目前となっている。超長期線のゴールデンクロスは昨年4月に示現したばかり、PER割安感はやや乏しいが、再生医療で先行しており、米国や欧州での事業化体制が整っている。中期買い銘柄としてまずここから打診買いし、その後、押し目を拾う2段構えで臨みたい。また、短期〜中期では直近で紹介の東陽テクニカ(8151)や、感染症の恐怖が拡大するなか、今夏、独自の遺伝子増幅法を利用した結核の遺伝子迅速検査法の共同開発契約締結した栄研化学(4549)も注目したい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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