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2004/08/10

◆直近マザーズ市場上場のそーせい(4565)が一時10万円高のストップ高に買われ、本欄注目のメディビック(2369)やOTS(4564)などバイオベンチャー株がそろって大幅反発した。マザーズ指数は4日、一時1753ポイントまで突っ込んだあと大引けには1973ポイントと反発に転じた。同日からきょうまで5連騰で瞬間安値からの上昇率は21%と急だ。下げが厳しかったことから当然ともいえるが、平均株価が4日終値を下回っていることやジャスダック指数は1%の上昇にとどまっているのとは大違い。やはり本欄注目で、75日線移動平均線で下げ止まった豆腐製造・販売の篠崎屋(2926)も一時ストップ高し、明日にも上場来高値を更新する勢いにある。反発時の勢いのよさに目先資金が流入しやすい市場であると再確認させられたが、売買代金は833億円とほぼ1カ月ぶりの高水準である。いったん壊れた相場だけに戻りの限界もあろうが、続伸することで投資家の自信が回復すればいいのだが。

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◆東京建物(8804)、東急不(8815)はそろって高値からほぼ4カ月経過。直近では一時200日移動平均線を割り込む場面があったが、きょう反発。売買のタイミングを捉える指標のRCI(順位相関指数)で、25日RCIがマイナス62.4%、マイナス85.5%と東急不の反発がより期待される数値となっているが、ここは両社株の復活を期待したい。新日鉄関連の太平工業(1819)は7月下旬から200日線が下値支持ラインとなっている。147円から170円処まで覆う日足一目均衡表の「雲」の帯突破に期待したい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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