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2014/06/27

◆26日に久々の休暇をとった。結果、昨秋以来ウォッチングしてきた岩谷産(8088)の派手な立ち回りを見逃すことになってしまった。25日夕方、トヨタ(7203)が「水素を燃料にした燃料電池車(FCV)を国内で2014年度内に販売する。セダンタイプで、価格は700万円程度を予定」だと発表。26日は朝からデイトレーダー様ご用達銘柄として一番人気となったものだ。FCVは二酸化炭素や有害な排気ガスを出さないため、世界の主要メーカーが開発を競っている。FCV普及策として国などの補助策があれば500万円台に下がることから、公用車向けだけでなく需要はありそうだ。■資源エネルギー庁は24日付けで、昨年12月から産学官で検討してきた「水素・燃料電池戦略ロードマップ」をとりまとめて発表した。「フェーズ1」では、水素利用の飛躍的拡大(燃料電池の社会への本格的実装)をはかる。15年の燃料自動車や家庭用燃料電池の市場投入が記載され、2020年東京オリンピック頃にはハイブリッド車と同等以下の水素価格の実現、25年頃には同車格のハイブリッド車との価格競争力を有する燃料電池車の車両価格を目指す・・。東京オリンピックで水素の可能性を世界に発信する」・・と。これらは国が重点的に関与するとも謳った。デイトレーダーなど目先資金筋は先食いするだけだが、先の長い話だ。もっとも、時間の物差しや投資基準、投資資金量の違う投資家が集まって成り立っているマーケットだからこそ面白いのだが・・。

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◆前日の燃料自動車関連株は、先週にかけて暴騰劇演じたサイバダイン(7779)東Mと同様に、デイトレーダーがどっとばかりに大量流入も、明日や未来につながるから買うのではない!?岩谷産など関連銘柄がそれらの買いをも飲み込みつつ中勢上昇基調をたどっていく・・?デイトレーダーと投資を同時進行させる無茶はしないに限る!●岩谷産については当欄昨年10月24日号で、「23日付け日経朝刊から、無尽蔵の資源 水素が主役、と銘打って3回連載で紹介している」と紹介し始めたのが始まり。「1990年代後半からの上値ネックラインである480〜500円とび台クリアにトライし始めた」と記していた。この日は745円と1992年3月以来22年ぶりの高値を付けた・・。92年といえば筆者はまだ証券会社に在籍していた。バブル崩壊後の下落基調が止まなかった遠い昔の株価水準だ。ここからはウォッチングを続け、デイトレーダーなど短期資金が投げるのを待ちたい。●カジノ関連&日本観光大時代?関連株はこの日、大半が軟化。なかで、格安航空券販売最大手のHIS(9603)は今春の株式分割落ち後以降の高値を14日ぶりに更新。業容拡大を背景に中勢上昇基調が引き続き期待できそうだ。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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