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2015/12/16

◆日経平均株価は前日比484円1銭(2.6%)高の1万9049円91銭と3日ぶりに急反発し、11日以来の1万9000円台を回復した。海外商品市場では、LME銅など非鉄、NY金先物は続落となったもののNY原油市況の続伸やNY円の続落により東京でも円が対ドルで121円台後半と続落展開となったことから、為替の円高一服期待や前日にかけての大幅安もあって、買い戻しや突っ込み狙いの買いが広がった。

 業種別株価指数は空運が1.23%の3日続落となったものの、32業種は反発した。銀行、証券、保険などの金融株、輸送用機器、ガラス土石など輸出関連など幅広く買われ、上位8業種が3%超の上げとなった。また、値上がり銘柄数は85.1%の1641と大幅増となり、値下りは225、騰落レシオは89.66と3日ぶりに上昇に転じた。11月5日のピーク140.31からの大底に至る下げ相場から反発した!?

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◆三菱UFJモルガンスタンレー証券が今週発表の今年最後のレポート「2016年の株式投資戦略」で、「本工事が始まるリニア中央新幹線」、「自動車の安全・快適・環境技術」、「東京五輪を見据え大規模開発が進む」等々のタイトルで関連銘柄まで紹介している。
 そんななか、「海外市場で成長するヘルスケア関連」として関連銘柄を紹介したが、なかでも、●塩野義(4507)は11月24日の上場来高値後は、前日にかけて大きく下げていたが、全般反転展開とあり急反発、薬品セクターも2.3%の反発となった。UFJモルガンでは、医薬品については海外での新薬拡販が好材料と指摘している。

 16日付け日経新聞朝刊は「厚生労働省は来年度から、日本での販売額が1000億円を超える巨額になっている医薬品の公定価格を最大で50%値下げする方針だ。高額なC型肝炎治療薬などが候補になりそうだ」と報じた。が、日経平均は1日に8月20日以来3ヵ月強ぶりに2万円台を回復した後は、米国利上げ観測のなか海外株安・円高推移により1万9000円台割れと軟調展開が続き、薬品株も下落。塩野義も11月最高値5689円から大きく下落。
 三菱UFJモルガンスタンレー証券では、同社に付いて、英社と共同開発した抗HIV薬「テビケイ(一般名トビテグラビル)」は耐性を持ったウィルスが出現せずに長期間使用できることが評価され、欧米などで販売が急拡大。
 開発パイプラインには、ガンやインフルエンザ関連の有望新薬も並んでおり、特許切れの近い主力製品「クレストール(高脂血症治療薬)」に代わる成長エンジンが育ちつつある」と指摘している。

 全般売り一巡感も出始めたかまだ?マークだが、●新年に向けて、皮膚ガンや肺がん向け抗がん剤「オプジーボ」の販売が開始されている小野薬(4528)や、●米・アジアで伸びる医療機器関連では、米中でカテーテル販売が伸びているテルモ(4543)、●カテーテルを血管へ誘導するガイドワイヤーが主力製品のアサヒインテック(7747)、そして、●血球計数機器世界最大手で長年ウォッチングしてきたシスメックス(6869)。さらに、●オリンパス(7733)は欧米での販売体制強化や新興国での内視鏡検査・手術の普及で医療事業の好調がを持続と記している。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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