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2005/07/11

◆後場の平均株価は上下幅が約26円と方向感の乏しい展開となった。ただ、朝方、先週末の米国株大幅高を背景に買いが先行したことが利き、終値は100円超の反発。中国・上海総合株価指数が1000ポイント割れにあと11.5ポイントを残すのみと再び1000ポイント割れの危機にあるが、「パックス・アメリカーナ」よろしく、米雇用統計発表前後以降の世界の代表的株価指数は上昇した。米6月雇用統計は、「非農業部門雇用者数が市場予想を下回った」しかし、「前月比では上回った、また、失業率は5%と01年9月の同時テロ以来の低水準になった」と、都合のいいとこ取りをし、原油先物価格の60ドル割れにも後押しされ世界同時株高となった。「米国市場でいいとこ取りができるのは相場が強い証拠」との見方もある。が、一筋縄でいかないのが株式市場。米国ではこれから4〜6月決算の発表が本格化する。また、日本では今月下旬に4〜6月期決算の発表ピークを控えている。相場が伸び悩めば、「決算発表をみてからとしたい・・」なんてことも。

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◆先週末、中長期強気株とした武田薬(4502)が140円高の4600円、年初来高値での終値となった。図体が大きい当たり前すぎる銘柄という向きもあるが、前号で述べたとおり相場が若いことは魅力。また、医薬品業界は世界的なM&A時代を迎えており、日本トップの武田といえども世界ではベスト10ランク外の存在。油断がならない。そして、大手証券では「主力の糖尿病治療薬でActosの後継薬剤が想定よりも早く上市される可能性が出てきた。また、高収益が見込まれる中枢神経系領域の強化が見えてきた」とし、会社側業績予想を増額修正。年率1株利益成長率を7%に大幅引き上げた。また、大型株志向が強まっていることも追い風となる。■気になるのはヤマタネ(9305)。きょうは出来高が膨らむも売り優勢。75日線及び5月26日安値である244円まで後がなくなった。1575万株の信用買い残株数がやや重荷。下値リスク高まったここは引き続き注意必要。◎攻めるのは、850円処の上値関門突破後の上昇ピッチ加速が期待される軸受けメタルトップの大同メタル(7245)。欧州自動車向けの好調が業績をリードし、国内自動車設備投資増を追い風に大幅増益で連続経常益最高更新見通しにある。株価は26週線が下支え。◎Jストリーム(4308・マザ)はネットがらみ業務提携など材料視され、活況裏に3年ぶり高値。これまでは噴き値売り銘柄だったがさて、今回は?

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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