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2013/06/24

◆6月最終週の東京株式市場で、日経平均株価は前週末比167円安の1万3062円と急反落した。7月の参院選を前に23日投開票の東京都議選で自民・公明両党が圧勝したことから参院選での与党圧勝、政権安定への期待感から買いが先行した。しかし、前週末の欧州株は3日続落。バーナンキ米FRB(米連邦準備制度理事会)議長が前週に「景気改善次第で金融緩和策を縮小する」と発表したことから、長期金利が上昇し、中国の金融バブルの行方が問題視され始めた。また、中国の統計に関するでたらめぶりへの疑問・疑惑が広がり、中国景気への懸念が噴き出す前に、中国関連銘柄を売る動きとなった?コマツ(6301)、日立建機(6305)、ダイキン(6367)、ファナック(6954)・・など中国関連株が根を崩した。■中国・上海総合指数は4日続落し昨年12月以来の2000ポイント割れとなった。そして、香港・ハンセン指数は大幅安し一気に昨年9月以来の2万ポイント台割れとなった。加えて、東南アジア株も大半が年初来安値を更新した。連鎖的に売りが拡大し、日経平均は引けにかけ下げ幅を拡大する展開となった。

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◆さて、当欄注目の居酒屋チェーンの一六堂(3366)が大幅続落した。22日付け日経新聞が、「一六堂の2013年3−5月期連結経常利益は2億円弱と前年同期に比べ5割近く減ったようだ」と報じたことがきっかけだ。 報道では「東京都心部での客の奪い合いが激しく、歓迎会など大口の宴会が減った」とし、客単価が5000円程度の主力業態「天地旬鮮八吉」の客足鈍化や3−5月期に新規出店がなかったことも響いた」という。そして、「業績下振れ報道を懸念した売りが向かった」との解説記事も見られた。既に、有賀泰夫・知友アナリストがブログで記した線であり、同アナリストの見方を当欄でも記した。同アナリストは、一六堂は今後、資産効果、所得効果が期待される株だが、第1四半期は厳しいので、厳しい決算が出てから「買い向かう」と伝えてきた。そして、予想通り、株価は3日続落し3月下旬の水準に下げてきた。4月高値は913円であり、昨秋来のもみ合い水準に下げてきたもの。長期線の52週線まで下げており、ここで下げ止まるか、もう一段下を見にいくか?は不明だが・・。ちなみに、有賀氏の22日付けブログでは、「今後、資産効果、所得効果が期待される株、記事が出たので売られたら、いい買い場ではないかと考えている。もっとも、短期でリバウンドを狙うのか、本当に所得効果が出るまで待つかは人それぞれと思いますが・・」と記した。■そして、アナリストは、同様に資産効果、所得効果関連銘柄として、株価が大きく調整したサンマルク(3395)に改めて注目した。株価は、5月24日高値5380円から4週連続陰線足となった後、前週、4155円まで1200円強下落し、中期相場を示唆する26週移動平均線にタッチ寸前で下げ止まったが、これは先行きに期待してよいというテクニカル面でのサインとなる?

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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