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2011/05/30

◆6月第1週初め、日経平均は前週末比16円安の9504円と3日続落した。27日の欧州株はギリシャが下げたほかはポルトガル、スペインが上げるなどそろって反発。米国株は3日続伸した。ただ、欧州では、「G8で、世界経済については、景気は力強く自律的な回復に移行しつつある評した」ことが買いを誘ったといい、米国では、発表された個人消費支出、住宅関連指数など指標は引き続き弱材料だったが、米金利低下傾向を背景にドルキャリー取引再開もあって、NY原油、金先物とも反発。株価も3日続伸した。引き続き、欧米市場とも悪材料には目をつぶっていいとこ取りし、株価が上昇するだけのエネルギーを依然、有しているということか。行き着くとこまで行くしかない?■ただし、東日本大震災・原発問題もあって、東京はまるで雰囲気が違う。米英市場は30日が休場とあって、明日の海外勢の動きは期待しずらい。また、前週後半は堅調だったアジア株がこの日は小幅な推移となったことも重なり閑散。出来高は13億株台まで低下し、昨年12月29日以来5カ月ぶりの低水準に終った。円が対ドル、ユーロで続伸し、輸出関連セクターが続落し、原油高にも前週急伸した鉱業が反落するなど素材・資源関連株も軟調シーンが目立った。出来高13.8億株は昨年12月29日以来の低水準にとどまった。

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◆この日、値上がり率上位となったのは、太陽光発電関連株や震災復興関連株。ただ、菅首相がフランス開催のG8で、「太陽光など自然エネルギーへの依存度を高める」・・と発表した数値目標などは思い切り願望レベル!しかも、太陽光発電関連株はこれまで何度となく物色対象となってきた。新鮮な銘柄、チャート面で魅力ありの銘柄があればともかく、調子に乗っての参戦は避けたい。その意味で、この日、発行済み株式総数3960万株に対し出来高2100万株という大商いの三晃金(1972)の動きには注目。テクニカル面では、3月15日につけた8年ぶり安値109円を大底に、同月28日の高値289円をトップとした三角保ち合いからこの日、一気に大幅に上放れた。353円は09年9月以来の水準だ。といっても、当欄の投資対象外だが・・。

◆一方、当欄注目株では、震災復興関連株として、また、高速道路のコンクリ劣化深刻化に対する補強関連としてショーボンド(1414)を何度か紹介してきた。来12年6月期は東日本大震災からの復興計画が始動、収益力アップが期待される。株価は3月高値から大きく下げ、200日線、26・52週線の下値圏に到達。この日、ようやく急反発した。1900円台前半は買いに分ありとみるが、さて。

◆また、メッセージ(2400)は26.9万円(6.5%高)の高値引けで株式分割落ち後高値を更新した。次は30万円に挑戦だ。その間に利益確定売りを予定しよう。●「食べ放題」焼肉チェーン展開で期待の物語コーポ(3097)は56円高の1488円まで付け、分割落ち後高値を連日で更新した。出来高3.37万株は3月16日以来の高水準だ。依然、買いに分ありと見る。●そして、マクドナルド(2702)はこの日、昨年12月15日以来の2100円台回復!2102円までみた。ここまで、じれまくって上げてくるなかで圧縮された買いエネルギーが一気に噴出する時まで強気の買いを持続しよう。上値ポイント2150円、2170円突破から一段上の相場をぜひ見たいものだ。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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