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2014/06/02

◆トヨタ(7203)が4日続伸し2ヵ月ぶりに5800円台を回複。中期相場を示唆する26週移動平均線を一時上回る場面があり、6000円とび台にある52週線を射程距離に捉えつつある?4月年初来安値5205円、5月二番底5376円からの戻り相場がどこまで上を目指すことが出来るかどうかは、日本の製造業のみならず日本最大の企業である同社株明けでなく、日本株の行方を左右する?■米国市場では、NYダウが前週末に5月14日の過去最高値を更新し、S&P500種指数は2日連続で最高値を更新した。欧州では盟主ドイツDAX指数が3日ぶりに過去最高を更新した!ここで、トヨタをはじめ主力株が走れないようでは、日経平均は長期線をクリアすることも出来ない?

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◆トヨタの続伸は、2日付け日経新聞朝刊が2014年度設備投資動向調査を報じたなかで、「トヨタは約5000億円の国内投資を実施、投資総額は1兆200億円とリーマン・ショック後で最も大きかった13年度を上回る」、と伝えたことがきっかけだ。トヨタが5月8日に発表した前14年3月期連結経常利益は連続大幅増益で6年ぶりに最高を更新した。が、今15年3月期は減益予想としアナリスト予想を大幅に下回る見通しとなった。しかし、豊田章男社長は同時に、「経営資源を振り向けられる今こそ将来の成長に向けた種まきを進める」、「(今期は)意志を持った踊り場」だと表現したことを受け、株価の下げは限定的なものにとどまった。そして、今朝の日経記事はこの言葉を裏付けたものだといえよう。報道では、15年に発売するハイブリッド車(HV)「プリウス」の新型車の生産に向け、国内で車両や部品の工場に投資する。新型車では同社の他の車種と多くの部品を共通化する仕組みを取り入れて生産効率を高める・・などと伝えた。今朝の日経報道により今期減益予想は株価に織り込み済みとなる。そして、「15年に発売するハイブリッド車(HV)「プリウス」の新型車の生産に向け、国内で車両や部品の工場に投資する。新型車では同社の他の車種と多くの部品を共通化する仕組みを取り入れて生産効率を高める・・」との報道を買う動きとなったものだ。もちろん、6000円前後には心理的な節目に加え、長期線の200日線、52週線が控えている。この日の相場は欧米株高・円続落に加え、前日発表の中国5月製造業景況感指数(PMI)が3ヵ月連続で改善したこともあり海外勢や国内投資家の買いを誘ったようだ。次は、4月に46.4まで突っ込んできた日本の5月製造業PIMの発表だ!?

◆筆者が証券時代に工場見学で感銘を受けた企業の1社が浜松ホトニクス(6965)だとは何度か当欄で記してきた。1987年超新星爆発に絡み同社製の光電子倍増管によりニュートリノを世界で初めて検出したのが小柴昌俊東大名誉教授。そして、教授は2002年にノーベル物理学賞を受賞したことは今も筆者の記憶に残っている。その、浜松ホトニクスがこの日一時、01年5月に付けた株式分割落ち後高値5000円に顔合わせした。13年ぶりのことだ。5月の中間決算発表時に14年9月期経常利益予想を従来の2%増183億円から前期比24.7%増の223億円に引上げたことが後押ししたものだ!■連日の最安値更新中だった5月19日付けが当欄最初の紹介?となった「介護福祉や生活支援の分野では世界初のパーソナルケアロボットとして国際安全規格の認証を取得している」サイバダイン(7779)はこの日7150円まで見て7000円引けと2000円超戻してきた。引き続き、創業者でCIOの山海嘉之氏の「医療・福祉に加えてヘルスケアなどを含む包括的な人支援産業の創出に努める」との志を買いたい。今夏には昨春から手掛けてきた神経系難病疾患患者を対象とした治験が終了する予定だという。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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