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2014/10/30

◆日経平均株価は続伸し104円29銭高の1万5658円20銭で終了した。前号では、「9月25日年初来高値から10月17日安値まで下げた55%を回復(半値戻り)。日足、週足移動平均線も短期線から長期線まで全てを上回って終了したことで『第1の回復』、9月下旬以降の『急落の壁』を抜け出す準備ができたといえる」と記した。しかし、29日に米FRBが米量的緩和終了を発表したものの、超低金利は「相当な期間」の維持を継続したが労働市場の活用不足は徐々に消えつつあるとし、市場が期待した以上のタカ派的な内容との見方が多数派。「今回の米量的緩和終了後の声明は、せっかく慎重に慎重を重ねてきた市場対応を台無しにしかねないリスクを含んだ内容だ」との指摘もあった。同日のNYダウは1万7000ドル割れと小反落。東京でも円は対ドルで108円台後半と7日以来の安値水準となった。 そして、「円安シナリオで市場に向かわねばならない」とトーンが変質した格好の見方も増えてきたという。「日米両政府にとって年末110円は容認できるぎりぎりのシナリオだった。だがそれよりも円安・ドル高が進む見通しが強まれば、消費増税の判断を控えた日本も中間選挙を控えた米国も為替動向を強く意識せざるを得ない。日本では円安対応に苦慮する中小企業経営を直撃するリスクも一気に膨らむ」との報道があった。円安をぶってきた黒田日銀総裁だが、110円を突破した後、一段安に向かった時、国内企業のコストアップ要因をいかにする?「円安は買い」が続く?

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◆全33業種中31業種が上げ、下げたのは0.39%安の水産・農林業と0.35%安のガラス土石の小反落2業種のみ。値上がり率1位は不動産1.84%、2位その他金融1.62%、4位に銀行と金融・不動産関連が入り、5位ガス・電力。そして、輸出関連が3位精密機器1.25%、6位その他製造、10位電気機器0.92%と続く。もっとも、発表が続いている9月中間決算次第で泣き笑いが交差する短期狙いのマーケットであることに変りはない。■当欄銘柄でもあるヤオコー(8279)は前日に10円だが8日に付けた上場来高値を更新したが、利益確定売りに続急落となった。円が110円台乗せから一段高に向かうとなれば利益確定売りとしたい。目先のポイントは75日線(6250円)だが・・。一段の円高相場では、内需関連派には厳しい場面、輸出関連に向かうパターンがひとしきりあり、その後、円相場と株式市場のバランスを測って、新たな方向が決まっていく!?●同じく当欄銘柄でもある丹青社(9743)が続伸し1999年11月以来15年ぶりに4ケタ台を回復した。2020年東京オリンピック・パラリンピック大会開催時に日本の「カジノリゾート」営業開始にはカジノ法案の今臨時国会決定が必要といわれてきたが、11月末の会期末には無理となった。今後の展望は見えていない。が、この日の4ケタ回復。9月発表の14年2-7月期連結決算は、純利益が前年同期比55%増の17億円と大幅増となった。商業施設などの内装案件が増え、企画や設計段階から参入する採算のいい案件が利益率を押し上げ、専門店や空港のお土産物屋など小売り関連の改装需要が底堅く推移した。とはいえ、ここは、4ケタ達成記念でいったん、利益確定売りとしたい。●一方、輸出関連でもある当欄銘柄シスメックス(6869)、リバウンド途上にあるダイキン(6367)は引き続き中期「買い」としたい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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