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2005/06/28

◆暑さには強い筆者だが、各地で真夏並みの猛暑となり「東京大手町は6月で過去最高の36.2度を記録した」きょうはエアコンを付けての作業となった。◎東証2部では猛暑歓迎の飲料用炭酸ガスやドライアイスを手掛ける昭和炭酸(4096)が出来高を急増させ大幅高。猛暑だった昨年7月高値を突破し、8年ぶり高値となったのも当然か。もっとも、この株いったきりになることが多いので値動きに惚れての付和雷同は禁物と思うが、さて・・。■平均株価は米国株下落にも関わらず、前日大きく下げていたこともあり逆行高で1万1500円を回復。指数先物に大口買いが入り現物株買いを誘った。ただし、海外ファンドによる期末ドレッシングの恐れがあり、あさってにかけての強調展開は割り引く必要がありそうだ。為替が1ドル=110円に急接近していることは輸出セクターにプラスとはなるが、NY原油先物価格が1バレル=60ドル超となっている現況では、歓迎一本というわけにはいかない。世界経済には余りにも負担が大きいのだ。

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◆2部株指数が10連騰し、ジャスダック1056億円、マザーズ1363億円と両市場とも売買代金が1000億円の大台に乗った。より値動きの軽い新興市場に流入する投資資金が増えているのだ。◎お好み馬券・IBダイワ(3587・ジャス)は経営トップ交代=高収益会社への転換を期待しての大相場である。◎ならば、01年秋の上場時から会社説明会毎に駆けつけていた筆者にはなじみのインターネット放送・Jストリーム(4308・マザ)に注目。業績は最初の説明を裏切るスローモーな展開だが、株価は02年11月安値を基点に下値を切り上げ、月に1度は急騰する習性がある。そして、マザーズ市場が好人気となっていることも追い風となる。23万円台を買って27万円台の3年ぶり高値更新に挑んでみたい。◎インデックス(4835・ジャス)は長期ボックス相場を上放れた業容拡大期待株の相場スケールの大きさを知らせている。■期待のヤマタネ(9305)は一気にいけるか正念場だ。本欄は強気継続!◎島津製(7701)は静かだが着実な展開で700円を超えてきた。◎先に日写真(7915)などとともに強気していた田村大興(6675)が高値調整を終え、4ケタを目指し発進。◎メカトロで業績拡大期待の安川電(6506)が三角保ち合いを上抜いた。1月高値699円突破から一段高コースを期待したい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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