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2009/01/05

◆2009年大発会で、日経平均は183円56銭高の9043円12銭と5日続伸の大発会となった。朝方から買いが先行し、9時20分過ぎには、昨年11月10日以来ほぼ2カ月ぶりに9100円台に乗せた。ただ、その後は、利益確定売りなども出て、上げ幅を縮小した。年末年始相場で米国株が3日続伸し、550ドルの大幅上昇となったほか、1ドル=92円台への円安や年初のアジア、欧州株が堅調に始まったことを受け、買いが先行した。5日にもオバマ米次期大統領が議会指導者と景気対策での本格協議に入るとの観測報道が流れ、景気浮揚策への期待感が広がった。

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◆太陽電池製造装置のアルバック(6728)、エヌピーシー(6255)がそろってストップ高引けとなり、なお、ストップ高買い気配で買い物を残した。3日付け日経新聞が「アルバックはこの数カ月で1台数十億円する太陽電池装置に引き合いが20件以上も来ている」との記事を掲載したことから買いが広がった。20日に米大統領に就任するオバマ氏が、大規模景気・雇用対策を表明しており、なかで、ブッシュ現大統領が否定的だった環境政策から一転、積極姿勢で雇用増を目指すとしていることも、後押しする。ただ、環境関連株はいずれも昨年6月、つまり、環境サミットとハヤされた7月の洞爺湖サミットのほぼ1カ月前に理想買いによる高値を付けた銘柄がほとんどとあって、高値を突破するグループがどこになるかにより、その後の、人気ぶりは変わりそうだ。もちろん、戻り待ちの売りも多そうで、個別対応が無難。当欄では、業績面、筆者出身の愛媛・松山に工場をもつということからエヌピーシーを応援したくなるが、さて・・。

◆打診買いしたいのは、日本信号(6741)。ポイントは、中国、インドが景気対策の一環として、鉄道インフラ整備を急拡大する計画にあること。今09年3月期連結業績は前期比小幅増収益見通しで、予想PERは11.8倍、PBR0.90倍と割高感はない。昨年10月27日に、03年4月以来5年半ぶり安値となる305円まで下げた後、反転。11月最終週には52週移動平均線を回復。5週間の高値圏でのモミ合いを経て、大発会のきょう、12月4日の直近戻り高値614円を更新し、週足ベースの一目均衡表で「雲」上限を2年5カ月ぶりに突破。長期的な上値関門である24カ月移動平均線651円突破から、一段上を狙う構えとなっている。

◆薬品株安のなか、この日、1008円まで買われ、昨年12月8日の昨年来高値989円を更新したのは科研薬(4521)。4ケタを回復し、07年2月以来ほぼ2年ぶり高値水準となった。昨年8月以来900円台手前が難関となってきたがようやく突破したことで、上げに弾みがつけば妙味大とみるが・・。

◆三愛石油(8097)は京浜急行(9006)とともに、羽田空港国際化関連株として、何度か紹介してきたが、この日、寄り付きで10円高の408円を付け、昨年12月高値404円を更新。9月3日以来の水準となり、5週連続で各週足移動平均線を上回ってきた。週足ベースの一目均衡表で「雲」と呼ばれる抵抗帯上限は、今来週と515円にあるが、今月最終週には442円まで下がり、2月には423円まで下がってくることから、「雲上限」突破、上昇基調鮮明化が示現しやすくなることにも注目したい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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