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2011/07/25

◆高校野球の地方大会は大詰めを迎えつつある。明26日には6校の甲子園出場校が決定する予定だ。我が母校も明日は2003年夏以来8年ぶりに準々決勝を戦し、2000年以来2度目の甲子園出場を目指す。相手は、筆者が入学し2年半ほど通った小学校のある市(当時は村、今は合併して市となったが)の高校だ。力は母校が上であろうが、勝負はさて・・。2000年夏の甲子園には、8月に入社したばかりの会社を休む訳にいかず、1回戦を勝てば行く予定だったのだが・・。結果は、得意の乱打戦に持ち込んだものの、最後は、「恥ずかしながら」(という気分があった北の県勢に)力負けした。そして、筆者の甲子園での応援経験は今に至るもなし・・。我が愛媛県勢の夏は、01年からだと、決勝戦敗退1、準決勝敗戦2回、準々決勝負け1回。しかし、直近3年では1回戦負け2回、2回戦負け1回と冴えない。母校が出れば幸いだが、どこが県大会で優勝しても、久々にいい夏の甲子園だったと喜びたいものだ!ちなみに、県勢が最後に夏の大会を制したのは15年も前のことだ。

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◆さて、7月第最終週初め、日経平均は前週末比82円安の1万50円と4日ぶりに反落した。22日の欧州株は続伸したが、米格付け会社ムーディーズがギリシャ国債格付けを3段階引き下げたこと、米債務上限引き上げ協議が難航していることが懸念された。円が対ドルで78円台前半に5日続伸し、対ユーロで5日ぶりに反発したこともあって輸出関連セクターがそろって軟化した。加えて、中国の高速鉄道事故多発を受け中国・上海総合指数が大幅反落したことから、後場、下げ幅を拡大。TOPIX業種別株価指数は31業種が下げ、上昇したのは2業種にとどまった。

◆ファナック(6954)は一時1999年12月の上場来高値にあと170円に迫った後、4日ぶりに小反落に転じた。が、日足はなお、上値をうかがう構え。一方、産業用ロボット間接向け制御装置のナブテスコ(6268)は2カ月ぶりの商いながら急反落した。2100円前後の上値ネックラインを前にもたもたしているのをみた利益確定売りや戻り待ちの売りが優勢となった?中国関連株として人気だったコマツ(5301)が急反落したことも響いたか?もっとも、コマツは26週線と52週線の間でもみ合う展開となっているが、ナブテスコは6月最終週から26週線を上抜き、52週線は09年夏からずーっと下値サポートラインとなってきた。とはいえ、きょうの急落はいやな感じがする。油断は禁物、警戒しつつウォッチングを継続。いったん、利益確定売りもよしとしたい。

◆JX(5020)系で当欄が04年にスタートしてまもなくの頃の注目株だったのが石油精製プラント補修トップの新興プラン(6379)。再び取り上げたのは東日本大震災後のこと。そして、直近でも取り上げたが、収益は回復が急。株価は7月に再び26週線をクリアし、前週にはプラスかい離を回復した。3月30日の大震災後高値990円突破から4ケタ相場復活があっても不思議はない。スケールの大きな相場への発展が期待される。

◆また、当欄注目のメッセージ(2400)は前週にかけ27万円の手前でもみあったが、きょう一気に1万円超上げる場面があり、27万円台後半の分割後最高値を記録。これで、もみ合いを上放れ、30万円挑戦が始まる!?引き続き期待したい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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