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2006/06/26

◆鉄鋼株が朝から堅調展開が続いた。アジアの需要拡大を背景としたアジアの鋼材高が報じられたのだ。加えて、世界のNO2とトップ企業が合併かと報じられ、後に、決定したと報じられたのだ。将来の鉄鋼業界の世界再編の走りであり、日本企業も安閑としてはおれなくなったからだ。1990年に新日鉄(5401)君津製鉄所を工場見学した時、企画者は、「世界の鉄鋼価格をリードするのは新日鉄だ」と語った。しかし、今回の2社の合併により日本の年間鉄鋼生産量を上回る年産1億1000万トンの巨大企業が誕生したのだ。新日鉄の昨年の生産量は3200万トンで世界3位だが、その3倍以上のサイズであり、普通に考えれば競争にならない。しかも、世界の人口の5分の1を占める中国が猛烈な勢いで、エネルギー・電力の開発を進めると同時に鉄鋼生産を拡大している。食糧の世界調達も一段と加速させている。本欄はかねてから、次の相場のリード役として新日鉄など鉄鋼株に期待を寄せてきた。結果は、●JFE(5411)が右肩上がりの最強チャートとなっている。6月14日の安値時も200日移動平均線の手前で下げ止まった。きょうは75日線を上抜いて終った。強さ2番手は住金(5405)で6月中〜下旬に200日線を割り込むものの、すぐにプラス・カイ離を回復した。14日に406円の直近安値をつけた後の戻りは順調だ。●問題は、本欄が本命であり増額修正に伴う上昇期待値がもっとも大きな銘柄として市場体温計としてきた新日鉄だ。昨年9月最終週に457円をつけた後は、3月第1週の91年5月以来の高値479円はあるものの、およそ400円台前半を中心とする長いボックス相場から抜け出せないでいる。ただ、6月月足が下ひげの長い陰線(月末終値423円以下で。424円ならば十字足となり一層テクニカル面で強気になれる)となれば「調整終了宣言」が打てるのだが・・。■新日鉄株の上昇で含み資産が拡大するのは先に中期銘柄として紹介した岡谷鋼機(7485・名)だ。トヨタ自株式629万株をはじめ新日鉄株は1000万株を大きく上回って保有している。株価は6月16日に株式売出しを発表したことから1株利益の希薄化が嫌気され売られた。が、26日に売り出し価格が1358円に決定したことで、7月5日に受け渡しが終われば、2月高値から1000円超下げたここからの自律反騰が始まるとみてよさそうだ。

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◆国際漁業資源獲得競争に絡み、世界へ事業を拡大中で、高増益率でPER18倍台に割高感はない日水(1332)の右肩上がりチャートに付いていきたい。●マルハ本社(1334)は150億円の転換社債発行に伴う1株利益の希薄化が嫌気され7日の高値357円から調整を余儀なくされているが、300円台とび台のここから拾っていくべきであろう。■前号紹介でプリント配線板を手掛けるシライ電子(6658・ジャス)が一時1819円まで付け、5月の上場来高値1860円が目前となっている。引き続き2000円台相場を目指す流れは変わらないとみる。●ルネサンス(2378)はフィットネスクラブ業界3位。健康志向の高まりを背景にフィットネスクラブは不足気味で、新規出店増を背景に足元業績はすこぶる好調だ。株式上場は03年12月。同月に876円の上場来安値をつけた後は上昇基調にあり、昨年6月からは200日移動平均線に下支えされ上昇基調を継続中だ。もう一段の飛躍が期待できよう。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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