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2006/09/07

◆午後の取引時間中に鉄鋼大手4社中住金(5405)を除く3社が2007年3月期業績予想の増額修正を発表した。うち、新日鉄(5401)は9月中間期に14年ぶりに中間配当(4円)を実施し、JFE(5411)は02年の発足以来、初めて中間配当をすると発表した。前日号で、「新日鉄の場合6月14日安値から一本調子の上げで38.7%も上昇した。よほど強気の増額修正でなければ、500円台乗せを実現したこともあり、いったん調整に入ってもおかしくない」としたが、想定の線の数字だった。大手鉄鋼各社とも続落した。が、それほど弱気になる必要もない。■下げに輪をかけたのが6日の米国株の反落。トヨタ(7203)など自動車株、村田製作(6981)など電子部品、キヤノン(7751)、アドテスト(6857)など国際優良株を先頭に下げ幅を拡大した。しかし、NY株市況解説の言うように、「米労働省が発表した06年4〜6月の労働コストが上昇した。賃金上昇を通じたインフレ圧力が懸念された。だから米国株は下がった」というのが事実ならば、「悪材料は6日中に株価に織り込み済み」であり、7日の相場はまた、別の新たな情報に敏感に反応する」と考えてよい。まして、バーナンキ米FRB議長が懸念していた(非鉄金属を別として)国際商品市況は低落中だ。NY原油先物は6日も1ドル以上下げた。当面の米国株を取り巻く状況はそれほど悪いものではない。懸念されるのは、イスラエルのレバノン侵攻で垣間見せたように ブッシュ式(米国式二重基準)世界統治法がすでに破綻していること。世界のひとびとに失望感しかないこと。

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◆さて、この日注目株してサイトに乗せたのは、まず、水晶関連大手の日電波工(6779)。超小型SMD水晶が第3世代携帯電話やゲーム機器向けに好調が続いている。今3月期第1四半期連結業績は大幅増収増益で、中間期予想に対する経常利益の進捗率は60%強に達しており、増額修正期待は強い。8月下旬に日足一目均衡「雲」を上抜き、週足は全移動平均線を上抜いた。初押しとも言うべき状況になりつつあるが、4000円接近場面から中期買いしたい。●もうひとつは、大企業のコンサルティングやベンチャー企業支援・投資を手がけるドリームイン(4310)。株価は1月の上場来高値からの三段下げ終了。第1四半期連結業績悪化は株価下落から株式売却を抑制したことが主因。下半期は業績が大きく好転する見通しにある。5日には25日線が75日線を上回るミニ・ゴールデンクロスを示現済み。日足一目均衡表では「雲」と呼ばれる抵抗帯の上限を突破している。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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