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2009/12/04

◆日経平均は前日比44円高の1万22円と5日続伸した。1万円台回復は10月30日以来、ほぼ1カ月ぶりのことであり、前週末比941円高で10.4%の上昇率は今年最大だ。3日のNYダウは続落したが、1ドル=88円台に円が続落したことや引き続き海外勢の動きも活発で電機、自動車株など輸出関連株が牽引し引けにかけ買い直され連日で高値引けとなった。■相場が大きく変わる時は、勢いも大きなポイントとなる。今週は、世界市場の中にあって蚊帳の外状況となり、日本株の安さだけを最大のよりどころとした、仕掛け的ともいえる海外勢の買いが、大量かつ一気に流入した!「株価が底値圏から上昇基調に転換する時は、大商いを伴って一気に急騰することが必要」とは経験則だが、今週の急騰はまさにその動きだった。■来週は、今週の動きが新年に向けて続くのかを確かめる動きとなりそうだ。大挙出動した海外勢が、後はないよ、とはいかないはず。それとも、単に、週末11日のSQに絡み、大量に売り越してきた分の買い戻しだったのかは、週明け以降の相場が答えをだしてくれよう。

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◆昨年秋から12月にかけて買い推奨していた好業績・割安・好チャート株は、年明けもしくは3月安値からの本格上昇相場入り時には売り対象となり、主力の大型景気敏感株にとって変わられた。当欄は、今回も消費不況のなかで、儲かる会社に変身した、あるいは、変貌を遂げようとしている企業を推奨し始めたばかりだ。が、介護関連株、消費関連株は、軟調展開での週末となった。■今週から推奨開始の「食」にからむ消費関連株やアジアで伸びる消費関連株もほとんどが反落した。今週棒立ちのチャートとなったアリアケジャパン(2815)は畜産系の天然調味料トップであり、「日本の味」を裏で支える。国内のビジネスモデル改定などによる、収益好転を先取りした格好だが、買い場を求めてウォッチングを続けたい。

◆豊田合成(7282)が6日続伸し、26週移動平均線を一気にクリアした。国内証券が投資判断を2段階引き上げ、目標株価を2830円に引き上げたと伝わったことが利益確定売りを大幅に上回る買いを集めた。同社は、LED(発光ダイオード)素子最大手であり、LED関連相場の主役候補だ。白熱電球の生産中止に伴うLED照明が拡大していること、LED液晶テレビの普及が本格化しつつあることを受け収益急拡大を期待した声が高まってきたのだ。7月の年初来高値から11月安値まで1000円弱下げての出直りだが、突っ込み場面があれば拾いたい。

◆今夏から秋にかけて推奨した大学発バイオベンチャー3社株、アンジェスMG(4563)、OTS(4564)、そーせい(4565)は11月にかけ大幅に下落した。となれば、ここから、リバウンドがあっても不思議はない?なかでも、そーせいは9月高値20.8万円から11月17日には7万円台前半まで下げた。マイルストン収入が増加しており、経常赤字幅は期を追う毎に縮小している。9月高値20万円台が11月には7万円台と大幅に下げた。上値には戻り待ちの売りが控えていよう。が、10万円台を回復し200日線へのプラスかい離を回復してきた。再び、200日線で下げ止まる場面があれば拾っていきたい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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