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2011/05/24

◆日経平均は前日比16円高の9477円と4日ぶりに小反発した。南欧の財政深刻化懸念に加え企業の業況悪化懸念から、23日の欧米株は1〜2%の続急落で終った。ただ、東京市場では直近の急落で、前日に節目の9500円台を割り込んでいたうえ、東京外為市場で円が対ドルで3日ぶりに反落したうえ、対ユーロで1円弱反落して推移したこともあり、売り方が一息つくなか、値ごろ感からの買いや買い戻しが入った?アジア株もまた中国は軟調展開が続いたものの多くは小反発した。朝方は売りが先行し、4月19日の直近安値にあと1円と迫る9406円で寄り付いた。が、19日安値を割ることなく、上げに転じ、後場は上下幅わずか30円強でのもみ合いが続いた。やや優勢だったが、明日の判定待ちの勝負に終ったともいえそうだ。明日の判定に影響を与えるのは、24日の欧米株動向。ここ2日連続急落した後だけに、反発が予想される。が、反発力が乏しいようでは、為替次第で明日の日本株は失速の可能性も・・。

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◆エレクトロニクス関連の当欄注目株では、医用機器向け光電子増倍管の拡大が業績を牽引する浜松ホトニクス(6965)になお上値を期待。足元、26週移動平均線に突き上げられる格好で上値を追っている。3100円台を抜け出し、2月のリーマン・ショック後の高値3340円クリアに期待する。先に、今9月期連結業績予想を大幅に増額修正した。経常利益は前期比3割増の212億円に拡大し3期ぶりに過去最高更新見通しだ。既に、増額修正後の11日に3310円まで上げ、4月戻り高値にあと10円と迫った。株価に織り込み済みとなっているのか、それとも、26週線に乗って2月につけたちょうど3年ぶり高値3340円突破に向かっていくのか、引き続き、期待して注目しよう。

◆サイゼリヤ(7581)が1425円高値引けで続伸。4月13日に3月大暴落時以来の戻り高値1463円を付けた後は調整色を強めているが、6月次売上高の増勢転換を期待し、ほぼ4カ月ぶりに13週線をクリアしたここから「買い」でウォッチングを開始しよう。同社は低価格イタリアンレストランを直営展開する。2日に公表した既存店4月度月次売上高は前年同月比5.3%減と厳しかった。しかし、「これは、5月度までは前年実績水準が高かったことが背景にあり、3月の11.2%減から回復したといえる」とは知友アナリストの指摘。「5月度は通常ならゴールデンウィークで遠出する多くのひとが近場に出かけたことで、特需発生もありえる」ともいう。同社の10年6月度実績は前の期比9.1%減、7月は4.9%減、8月は0.5%増にとどまった。当欄ではゲタの低さが6月からの対前年同月比プラスを演出、株価を引き上げる力となると見ている。●前日も日足を解説したメッセージ(2400)は幸い、期待に沿った動きとなり、25万円割れスタートから一時26万円台回復を見て、25.85万円引けと大幅陽線を引いた。前日は「この日は、逆に、下値を試した後、下げ幅を急縮小する格好で終った。NYなど海外相場が堅調だとすれば、24日の動きが期待されるところとみるが、さて、どうか・・?」と記した。同社株は外国人持株比率24.8%と高く、浮動株比率は10%台にとどまり、海外勢の動向が注目されるが、直近程度の欧米株安では海外勢の売りは出てこない・・?  

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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