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2015/06/24

◆日経平均株価は前日比58円61銭(0.28%)高の2万868円03銭と4日続伸。2000年ITバブル時の高値をクリアし1996年12月以来18年半ぶりとなる高値水準で終了した。ギリシャ支援協議の合意が視野に入り、5月新築住宅販売が7年ぶり高水準に増加するなど米国経済統計好調や為替の対ドル円続落推移や欧米株続伸に後押しされ、朝方から買いが先行。後場寄り付き直後には2万952円71銭と買われ、終値は前日比58円61銭(0.28%)高の2万868円03銭と4日続伸した。 業種別株価指数では28業種が上げ、5業種が下落と4日連続で値上がり業種が大幅に値下がりを上回った。バルチック海運指数の16連騰を背景に1.35%高となった海運が値上がり率トップとなり、卸売0.97%高5位、非鉄金属7位と市況反発を材料視され前日の値上がり下位業種が一転、上位へと買われた格好となった。また、証券が1.17%や銀行株も高い。 TOPIX終値は前日比3.49ポイント(0.2%)高の1679.89、日経平均株価 は58円61銭(0.3%)高の2万868円3銭。日経平均は2000年4月12日に付けた高値2万833円21銭を更新し、1996年12月以来の水準を回復した。 もっとも、中国や新興国のバブルが今年後半の最大リスクファクターとして要警戒を指摘する声にも耳を傾けつつ、この高水準から相場に臨むべき段階に入ってきたともいえる。今週は3週間ぶり上昇展開となっているが、ギリシャ問題が解決に向かう状況が確認されるなどで全般強気展開がさらに加速し始めた場面となれば、利益確定売りを優先するなど腰の警戒の帯を一段と締めていきたい。

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◆幸い、前号紹介の乃村工藝社(9716)、丹青社(9743)はそろって小幅に年初来高値を更新した。ファミマ(8028)も4日続伸し2月の2000年2月以来となる高値水準にあと130円と迫る場面があった。そして、日経平均指数寄与率が最大のファーストリテイリング(9983)は3日続伸し、02年2月の株式分割後の高値を更新。一時、前日比820円高の5万5900円まで買われ、2000年5月の過去最高値に後100円と肉薄する場面があった。この日はQUICKなどで日経ニュースが「ファーストリテイ傘下の低価格衣料品店ジーユーは国内での出店を加速する」と報じたことが材料視されたという。いずれにしても、日経平均指数高寄与率銘柄として売買が進むのが同社株。●当欄はこの日もかつて紹介したことがある地味系銘柄を紹介。米久(2290)だが、大幅続伸し、一時、昨年11月の権利落ち修正後最高値にあと30円と迫る場面があった。9日発表の今16年3月期(13カ月変則)連結営業利益予想の上方修正(47億円→59億円)に伴う見直し買いが続いたようだ。創業50周年記念キャンペーンなど上期に加工品販売を強化したうえ、食肉市況が想定を上回って推移していることが利益を押し上げている。生産性改善や物流効率化に取り組んでいることも後押しする。円安による主力のハム・ソーセージなど加工品の原料高はあるが、これを吸収しての伸びとなっている。今期は経常小幅減益予想だが、全般相場の盛り上がりにも後押しされ、PER16倍から人気薄銘柄の保ち合い放れを期待した買いが入りやすくなっている?全般急落時に5番目くらいに買う銘柄とする。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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