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2010/06/18

◆当欄も1500号を迎えることができました。読者の皆様にただ感謝、感謝!です。引き続きご愛読をよろしくお願いいたします。6月第3週末の東京市場で日経平均は4円安の9995円とわずかに下げ、TOPIXもまた小幅に続落した。日経平均の終日値幅は65円に満たず、出来高は今週平均並みの15.5億株台と低水準のまま週を終えた。17日に行われたスペインの国債入札が順調だったことから、ユーロが対ドルで大幅高し、欧州株は7日続伸。米国では、発表された新規失業保険申請増など経済指標に失望したものの、欧州の債務リスクが和らいだことから、NYダウは引け際に続伸に転じた。ただ、東京外為市場では対ユーロで円安に転じたものの、対ドルで円高に振れたことから、輸出関連セクターに幅広く売りが先行した。また、EUは、日米が慎重な金融取引税をG20で提案することを決定したことから、これを嫌った売りがでた銀行、証券など金融関連株がそろって業種別値下がり率上位となり、全般見送り気分の強いなか、小幅に下げた。

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◆市場筋推計の「外資系証券朝寄り付き前の成行き注文状況」でみると、3市場での売買シェアの65%を占める外国人投資家は前週まで6週連続で売り越したが、今週は、売り買いとも7120万株とトントンとなった。金額ベースでの結果は不明だが、世界株式市場で出遅れ感のある、日本株を積極的に「売る」ことは控えたようだ。ただ、かれらは長期投資の市場として慢性デフレ症状のかつての「経済大国」日本を選択することはもはやなさそうだ。日経平均は1989年末の大天井から今にいたるまで長期下落基調から抜け出せないでいる。新たな成長を描ける時代がくるまで、半年〜2年程度の短期的な投資を繰り返すことになりそうだ。もちろん、分野ごとのことは別だが。■日経平均は、月足ベースで5月末に割り込んだ24カ月移動平均線を回復しているが、週足ベースでは、前週にかけ下ヒゲを2本伸ばして地に両足で立った格好となっているものの、5週連続で52週線を割り込んでいる。きょう現在1万248円にある52週線、そして、1万480円の26週線、13週線の1万502円クリアまでは、気が抜けない。個別で、上昇基調を崩していない銘柄をピックアップするか、大きく下げ出遅れ感が著しい銘柄を選択しよう。

◆当欄こだわり銘柄の半導体製造装置メーカー、大日本スクリーン(7735)が活況裏に26週線、13週線を突破した。上値を抑える週足はなく月足もない。4月27日の年初来高値549円が見えるばかりだ。あの5月のひどい下げも52週線が下支えして切り返してきた。野村が5月に目標株価を921円に引き上げた後、6月上旬にはメリルなどから判断「売り」継続、目標株価400円などが出て、400円を割り込んだのだが。乗り越えた。週明けに出そうな飛びつき買いが気になる。が、世界半導体製造装置BBレシオが上昇したうえ、17日発表の5月の国内BBレシオが4カ月ぶりに上昇に転じたのがきょうの上げにつながったもの。韓国、台湾の半導体メーカーが大規模設備投資を開始したことが背景だ。携帯電話やパソコン搭載用のメモリーなどの需要が伸びているという。ほかに、52週線に下支えられ上昇基調を刻む半導体製造装置メーカーの日立国際(6756)、ディスコ(6146)、エルピーダ(6665)、東京精(7729)もあわせてチェックしよう。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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