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2011/08/25

◆日経平均は前日比132円高の8772円と反発した。24日の海外市場で欧米株が続伸した。米国では引き続き26日のバーナンキFRB(米連邦準備制度理事会)議長の講演を控え、リスクを回避する動きが強まるなかも、7月耐久財受注額が市場予想を上回り4カ月ぶりの大幅な伸びとなり、6月住宅価格指数も予想を上回るなど景気指標好転を受け買いが広がった。8月の米波乱相場のなかで、リスク回避の逃避需要が流入し、「不安指数」と呼ばれたのはNY金先物(12月限)だが、23日の史上最高値から大幅に続落したことは反面教師?とはいえ、やはり、26日を過ぎての激変も予想され、ポジションを積み上げたくはない・・。

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◆さて、NYダウだが、(終値ベースで)、短期相場では、15日の戻り高値1万1482ドルから19日に1万817ドルまで下げたが、10日直近最安値の1万719ドルを割り込むことはなかった。そして、24日の1万1320ドルまで3日続伸し、15日につけた目先の戻りポイントまであと132ドルに迫った。7月21日の終値1万2724ドルから8月10日にかけての2005ドル安という「破断」はいかにも重過ぎるが、15日の戻り高値を突破することで、「挑戦」を試みる動きは期待できる?1万2000ドルに近づこうとする水準から上値には「破断」の強風が待ち構えている。世界の景気減速懸念と世界各国の債務懸念は消えたように見えても、現状では、なお、燻り続けると見るべきであろう。それでも、バーナンキFRB(米連邦準備制度理事会)議長が講演で、市場の期待通り、景気押し上げを目指し、資産購入を含めた追加金融緩和措置を示唆した場合、どこまで、NYダウは駆け上がることができるのか?そして、なお、上値を追う相場が続くものか?「破断」の壁に失速してしまうのか?東京市場で投資家が行動を起こすことができるのは週明け29日・・。

◆日電硝子(5214)が24日に付けた09年4月以来2年4カ月ぶり安値707円から大幅反発した。3月に年初来高値1395円を付けた後は、業績悪化懸念からほぼ一本調子で下落した。戻り待ちの売りは800円台とび台と900円水準にある。電気、自動車など輸出主力株が動かなければ、二番手銘柄である同社株が上値追うことはなさそうだ。ただ、液晶業界全体の反転はまだ難しそうだが、水面下では、物色の芽が膨らみつつあるという。パネルメーカーがコストを重視して日系ガラスの調達比率を高める傾向にあるといい、ここまで投資してきた薄型化対応や生産性改善効果が結実して、低迷していた収益性は回復に向かうとの見方があった。直近の株価急落もあって、ここから「株価ウォッチングを開始」。勢いだけみて飛びつく危険をおかすほど現在の相場は甘くない・・。二番底を確認した後、買い参戦するべきか。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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