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2011/09/26

◆本リポートも今号が1801号。残念ながら、世界各国の債務問題が解決するにはもっと時間が必要かあるいはデフォルト(債務不履行)か・・。投資に対して積極的になれない、いや、積極的になってはいけない状況がなかなか変わらない。そんな折だから、映画・テレビ談義でお邪魔。毎年10月には明大・映画研究部のOB会が毎年開催される。四国・愛媛の母高の同窓会は、関東ではバブル崩壊後に1度開催されただけだが、より四国に近い関西では今も毎年開催している。ただ、高齢化もあってなかなか集まりにくくなったことから、皆が知っている同窓生にそれぞれ連絡しようとの意見がまとまり、今年は、昨年よりも増やしたいという。一方、大学の同窓生ともなれば、先輩は70代から80代後半の方々が多く、60歳代は働き盛りといった格好だ。幸い、ソウルの姪の結婚式とはバッティングしないことから、今年も3年連続出席が可能となった。

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◆元日活俳優の山内賢さんが亡くなったとの記事がきょうの朝刊に出た。きょう葬儀があったとネットでも報じていた。学生時代は、小林旭、高橋秀樹、渡哲也主演作を中心に日活作品をというよりも鈴木清順、舛田利雄・・などの監督作品、そして、J・L・ゴダール監督をはじめフランス、イタリア映画を中心に幅広くなんでも見ようと、2年間は年間300本前後の映画を見続けたものだ。山内賢さん作品も10本以上見ている。なかでも、鈴木清順監督が和泉雅子さんに加え野川由美子さんと絡ませた「悪太郎」2部作が秀逸。今東光の青春伝を、昭和初年頃の旧制高校生をリリシズムよろしく描いた映画で、彼の黒制服で高下駄を履いて歩く姿は白黒映画に見事にはまった。そして、この作品が出た1963年はから鈴木清順監督ファンには涙が出るくらいうれしい作品が続出していった。今も、鈴木清順監督作品をはじめとしDVDを見、関連書籍を読んでいる。■そして、和泉雅子さんとのデュエットでヒットした「二人の銀座」は、かつてのTBS人気ドラマ「七人の刑事」で今も見ることができる唯一の作品となっており、筆者はビデオからDVDに録画し直して何度も見ている。筆者の敬愛する脚本・演出家の今野勉氏がビデオでなく房総の海や銀座でフィルムを使って撮ったからだ。ラストシーンでは、銀座4丁目交差点でカメラを回し続けて実写した。誘拐されて銀座にいるのではない、田舎で船を持って生活に困らないよりも、何も持ってはいないが銀座で生きることを自分で選んだ少女に対し、恋人の彼は何故なのかがわからないまま、まぶしく光る太陽の下、4丁目交差点で人を刺す。そして、「二人の銀座」の歌がかぶさって終る。主人公は七人の刑事ではない、誘拐されたはずの少女と探し歩いた漁師町の少年だった。

◆知友がこの日チェックしたのは日ハム(2282)。ディフェンシブストックの食品株のなかでPBR0.74倍と極端に売られているのは同社株のみ。業績は上期減額修正の可能性もある。景気敏感株ならば景気底割れで赤字の可能性がある。が、赤字の可能性は極めて乏しい食品株だから、株価は実態からかなりかい離していると考えられるという。インデックスで売り物が出続けても、下方抵抗性はかなり強くなっているとも言えるという。相場の反転がなければ、上昇するところまでいけそうにないが、株価反発に向けウォッチングを開始しするには格好の銘柄であろうという。 

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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