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2014/09/26

来週10月1日から3日まで休刊させていただきます

◆9月第4週末、日経平均株価は前日比144円28銭安の1万6229円86銭と反落した。ロシア情勢や中東情勢が懸念されるなか、9日に発表した新型スマートフォン(スマホ)「iPone(アイフォーン)」に不都合が報告されアップル株が急落したことから欧米株が揃って急落し円が上昇したことから、朝方から利益確定売りが先行した。前週末比では91円強安と4週間ぶりの反落となったが、前週までの3週間で896円(5.8%)高していたうえ、前日には200円超上げており、この日は9月期配当権利落ち分が92円あったことを考慮すれば、後場後半にかけ下げ幅を縮小するなど、東京市場は健闘したといえよう。

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◆前号で記した●トヨタ(7203)は年初来高値から100円弱反落したが、自動車関連では14年北米での自動車販売が初の50万台超え、6年連続最高更新見通しの●富士重(7270)が終値は変わらずだったが、4日連続で最高値を更新した。そして、●ファナック(6954)は4%超の大幅高で連日の最高値更新。●日電産(6594)、●浜松ホト(6965)は権利落ち修正後高値となった。また、●シマノ(7309)は連日で最高値更新中。80年代に人気化した世界的なサイクルレースを背景にシマノブランドは伸び、当時1000円割れだった株価は今では1万3000円台!?もうウォッチングするしかない・・。

◆当欄銘柄では、ニトリHD(9843)が大幅高で3連騰し2日連続で株式分割落ち後高値を更新した。25日発表の今15年2月期上半期決算が12.9%増収、20.4%営業増益と、期初計画の7.1%増収、3.7%営業減益を大きく上回った。特に第2四半期(6-8月)は好調で9.4%増収、26.2%営業増益!「日本の問屋は永遠なり」の著者有賀泰夫食品流通アナリスストは「円安下で、しかも消費税増税を挟んだ期であるため、同社の期初予想は慎重であったが、結果的には大幅な増収増益となった。会社計画は上回る可能性が高く、改めて同社の強さというものを再認識させる決算であったと言えよう」とリポートで記した。同社は決算説明会に出席しないと期中の取材はできず、資料も手に入らないという。決算説明会後の同アナリスト報告を待って、再度記したい。■OLC(4661)が2万円台乗せ後もなお強い展開が続いており、8月25日の上場来高値に急接近中!25日に東京ディズニー・ランド(TDL)、東京ディズニー・シー(TDS)の2015年度年間スケジュールを発表したことや先に発表した夜間集客力アップ策などが材料視されているようだ。今月8日、TDLの人気アトラクション「ジャングルクルーズ」を1983年の開業以来始めて全面改装し営業再開。ボートに乗り密林を楽しむアトラクションだが、昼のプログラムに加え、夜は照明などを使った様々な演出による楽しみ方を提供している。15年度計画は、15年4月2日〜6月23日のスペシャルイベント「ディズニー・イースター」はTDLに加え、新規にTDSを加え2つのテーマパークで開催。4月24日TDS「マーメイドラグーンシアター」リニュアルしてスタート、6月24日〜7月7日「ディズニー七夕デイズ」(両パーク)、7月9日〜8月31日スペシャルイベント「ディズニー夏祭り」等々・・。消費増税のうさはディズニーで晴らすか!?

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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