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2012/06/25

◆夏の甲子園を目指す県大会の組み合わせが発表されている。母校丹原高校は、朝日新聞の愛媛県展望で、打でダークホース的存在として紹介された。が、見事に1回戦で第1シードの宇和島東と対戦することに。宇和島東に決勝で勝ち甲子園の土を踏んだのは2000年の夏。その夏以外は春季、秋季大会を合わせ準々決勝から決勝戦であうと苦い思いをしてきただけに、宇和島東の壁突破が鍵だ!04年から07年にかけて厳しい状況が続いてきたが、08年から3回戦、準々決勝、2回戦、準々決勝と復活の兆しあり。今年春季大会は3回戦負けだが、この夏、厳しい緒戦をなんとか勝ち抜ければ波に乗れそうだ。筆者は7月1日の母校の関西支部同窓会に出席予定。2000年夏の甲子園で応援した話など野球の話題にも花が咲くことになりそうだ。高校を卒業したのが1964年春だから、あと2年でなんと半世紀!先輩や元同級生そして恩師との再会はいかに・・。

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◆さて、日経平均は前週末比63円安の8734円と続落。前週末発表の欧州、米国景気指標で減速感がさらに強まり欧州株が下落。一方、前の日に大幅下落した反動と追加金融緩和期待に後押しされた米国株はテクノロジー、金融、ヘルスケア関連高がリードし反発した。しかし、この日午後の東京外為市場では、米追加金融緩和観測から利益確定の「ドル売り円買い」が出たうえ輸出企業の買いが増加したといわれ、円は対ドルで3日ぶりに反発。対ユーロでも4日ぶりに反発したことが嫌気されたうえ直近で株価が反発していたこともあって、素材・資源関連から輸出関連、金融関連と幅広く利益確定売りが広がった。そして、日経平均は「寄り付き天井、引けにかけ次第安」の最悪展開となった。欧州金融危機はいったん一息ついた格好だが、もつれた救済策が光を見出すほどに、各国首脳が知恵を出し合えるか?■今週の欧州タイムテーブルでは、25日がEU外相会議、26日イタリア国債入札、28〜29日「EU首脳会議」でここがポイントだが、29日は金曜日。世界主要マーケットで最初に開場するのが東京。これが悩ましい、というのは、現在、東京市場は欧州、そして何よりも米国市場を横目に動くパターンとなっているからだ。前週明けの18日に日経平均は152円高したものの、翌19日の日経平均は65円の反動安。18日の欧米株は概ね堅調もNYダウが小反落。円高に振れたことで東京市場は反落したもの。海外をみないまま、日本株が独自に動けるほどには国内投資家の層は厚くない。そして、米国市場を見た売買シェア3分の2前後を占める海外勢の動きに振り回されるパターンがよく見られることに留意したい。

◆前週紹介の「スマホ向け広告市場が拡大中であり業容拡大が期待できる」インタスペス(2122)は週前半の極端な薄商いから後半増加した。きょうで連騰4日、計7200円高の7.87万円引け。6月安値時に26週線に下支えされ、前週末に短期〜長期週足線をクリア、「順な相場」パターンに復帰した。●同関連ではファンコミ(2461)も注目。200日線が上値関門であり、週足、月足は、09年8月高値18.13万円と10年11月安値8.08万円の「長期三角保ち合い」を形成している。が、前週末、今週と2週連続で52週線を上抜いている。経常利益は足踏み予想だが、スマホ向け5月度売上高月次が好調であり、52週線へのプラスかい離が明確化すれば、GOサイン点灯とみる。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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