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2012/12/28

◆昨年大納会号では、坂本九さんと日活の映画監督だった舛田利雄氏とのことを記した。「赤い波止場」、「紅の流れ星」、「赤いハンカチ」、「無頼より、大幹部」など傑作揃い・・。そして、未だ見ることができていない「狼の王子」もある、とした。今年も、「狼の王子」は見ることが出来ないまま終わることになりそうだ。

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◆幸い、大学時代に映研部室で、面白い、すごいぞ!と話題となったが、筆者は見逃してしまい、話題の中に入ることが出来なかった映画があったが、これはようやくゲットした。先日亡くなった小沢昭一さんが主役で西村昭五朗監督デビュー作「競輪上人行状記」なのだが、テレビ放送を録画することが出来た。1963年の作品だが、部室でわいわい論じ合っていたのはその3〜4年後のことだから、ざっと40数年ぶりのご対面だ!もっとも、まだみていない。この正月休みにゆっくり見ようと思って残したのだ。今週は封切りと同時代に見た同監督の「青春の海」を録画した。残るはあと1本、映研「67年映画」ベスト選で、筆者が1位としたやはり西村監督の「花を食う蟲」を何とかゲットすること・・。

◆さて、2012年相場大納会、日経平均株価は前日比72円高の1万395円と4日続伸し、連日で年初来高値を更新し高値引けで終了した。昨年大納会比で1939円高(22.9%高)となり、3年ぶりに前年比プラスで新年を迎えることとなった。その意味では、安倍首相に感謝しておこう。もっとも、声高に政権が一丸となって金融緩和、円高是正策を求め、また、内需拡大へ公共投資拡大に注力しても、日本丸の先行きには?マークがつきまとうことになる。円安は1980年代前半までの高度成長期、製造業が強力だった時であれば、グッドといわれても、製造業が弱くなってしまっては、逆効果となる。製造業を成長軌道に復帰させ、IT・ソフト産業と組み合わせていかに競争優位とするかに、知恵と力とマネーを注がねば。円安地獄に落ち込みかねない・・。

◆新年銘柄に、先にプリマハム(2281)をピックアップした。もう一銘柄、●神戸物産(3038)大証1部だが、新年には東証と大証が統合する!12月に一度相場がジャンプしたが、一息ついているここから、まず打診買い。その後、様子見、そして、中・長期線割れがなければ、追撃買いとしたい。時間切れで内容は、年明け第1号で記したい!

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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