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2013/05/14

◆プリマハム(2281)は前日に続急落し240円台と4月頃のもみ合い水準まで下げ、この日も小動きで終了・・と冴えない。しかし、昨年末の大納会終値からほぼ一本調子の上げで株価が2倍となったのだから、中期相場を示唆する13週線や26週線まで下げても不思議はない。まして、同社が極めて保守的な業績予想を発表することは、当欄でも記してきた通りだ。やはり、有賀泰夫知友アナリストは今朝、「再びやってきた買い場」とブログで発信した。前期第3四半期が63%連結営業減益となったことは同アナリスト予想を下回ったが、これは食肉事業の収益悪化が響いたものだと指摘。既に、食肉収益は前年同期比ベースで、7四半期連続で悪化している。しかし、これは食肉輸入量を削減すれば正常化できやすくなるもので、今14年3月期に関してはむしろ、大きくプラスに寄与する可能性が高いという。そして、同社が今期1.9%営業増益予想としたのは、意外感があるほど強い予想であるとさえ言えると記した。なお、同社のアナリスト向け会社説明会は22日とかなり先のこと。■なお、取引時間中に決算発表があった後、株価が急落した背景は、ファンダメンタルを詳細に分析して投資する投資家の割合が極端に少ないためであろうという。つまり、アナリストで同社株は分析に値する銘柄ではないと見ており、食肉業界では日本ハム(2282)、伊藤ハム(2284)の2社が分析の対象となってきたということ。しかし、前期まで連続経常最高益更新はプリマのみ。年初来の上昇相場であり高値調整場面は続きそうだが、1997年1月以来16年ぶり高値のここは、上値シコリは多くはなく、13週線の235円〜26週線の195円が下値ボックス、もしくは、2回に分けて買う場合の水準としてチャレンジしていこう。■かつて保守的な次期業績予想を発表し、投資家を散々手こずらせてきた東芝プラント(1983)は今期微増益で経常最高を連続更新するとの予想を発表した。もちろん、原発関連株人気という背景はあるが、年初来高値を更新し1992年以来21年ぶり高値水準をきょうも付けたように、同社株にもチャンスは生まれそうだ。東芝プラントの場合は前13年3月期決算が微増益への修正予想に対し8%増益と好調裏に着地した。加えて、今期経常益予想については減益予想ではなく前期並みを打ち出した。さらに、野村証券が関西電 (9503) などの投資判断・目標株価を引き上げこと、安倍首相が「福島原発事故に関し、国が全面に出て、取るべき責任を果たす」と述べたと14日付け読売新聞朝刊が報じたことなどが材料視されたが・・。

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◆なお、世界的な金融緩和に対し、米国などでFRBは金融緩和策から方向転換をするのでは?との声が聞かれ始めたが、5月には欧州中央銀行(ECB)が0.75%から0.50%に下げたばかりであり、株価は直近4連騰と金融相場の様相に変化はない。不動産・含み資産関連も引き続き調整場面でのウォッチングを続けたい。 

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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