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2015/09/14

◆週明けの東京市場で、日経平均株価は前週末298円52銭(1.63%)安の1万7965円70銭と3日続落した。朝方こそ買いが先行したものの失速した。前週末の欧州市場はそろって続落したものの米国株は続伸した。米景気指数は予想よりも悪化したものの、市場は景気見通しを大きく変えることはないとの見方が勝った。しかし、13日に中国が発表した8月主要経済統計が従来見通しを下回り、都市部固定資産投資(1−8月期)も前年同期比10.9%増と2000年以来の低水準となったことから中国株は急反落展開・・となり、円が対ドルで反発。前場は1万8100円台で下げ渋ったものの、後場も円が小幅高推移となったことから、日経平均は一時1万8000円台割れ。その後、もみ合いに終始し大引け前にかけ失速していった。業種別株価指数はガス・電気が1.04%高と3日ぶりに反発あい、海運は0.39%の反発と2業種が上げたのみ。海運は400ポイント台を回復し、8日に付けた379.33の昨年8月以来の安値から切り返す格好に。■ファーストリ(9983)が1255円(2.6%)安と大幅反落し値下がり幅1位、2位ファナック(6954)は825円(4.1%)安の1万9045円、6位にはソフトバンク(9984)が359円(5.5%)安の6154円と続き、9位294円(6.4%安)のNTT(9432)、10位KDDI(9433)259円(8.6%)安の2760.5円、そして、13位にはNTTドコモ(9437)240円(9.83%)安の2202.5円・・と値がさ株が続き日経指数を下ブレさせた・・。

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◆そんななか、当欄銘柄も大半が下落した。JR東日本(9020)が今月7日に起工式を行ったのは渋谷駅改良工事だが、これは、当欄で記してきた当欄中核銘柄のひとつ●東急(9005)が27年度の完成を目指す巨大プロジェクトの一環である。そして、東急は一時884円と8月に付けた2007年3月以来の高値25日移動平均線に顔出す場面もあり、週足ベースでは13週線を3週間ぶりに回復するなど中・長期線から一段上に上がってきた。足下、全般軟調展開のなかも、年初来26週線添いの上昇基調にあり、800円割れ水準には52週線が控えている。●また、日本のみならず、欧米市場でも料理の味を決める、有賀泰夫知友アナリストが長年注目のアリアケジャパン(2815)は続伸した。主要顧客は加工食品メーカー、外食産業、中食産業(主としてコンビニ)。同社は昨秋に創業来初の値上げを行い、値上げ寄与によって15/3 期第4四半期から売上高伸び率が高くなってきている。海外を中心とする子会社の売上高が高水準をキープしている。同社PERは約27倍であり、安心して買える内需株のバリュエーションの30倍より若干下回る水準。内需依存度の高い食品株でPER30倍はいくら景気の先行きが見通しにくいなかもほぼ許容限界水準ではあるが、収益に占める海外ウエイトが20%を超えており、同社が海外で成長する企業との視点で扱いを受ける可能性が一段と高まりそうだ。従来のバリュエーションのタガが外れ、現時点の会社予想に対するPER27倍はそれほどリスクのある水準と言えないことも魅力だ。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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