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2010/11/17

◆日経平均は前日比14円高の9811円と小反発した。16日の海外市場では、依然、アイルランド、ギリシャ・・など欧州債務への懸念は強く、ユーロが対ドル、円で下落。欧州債券・株式相場は全面安し、米国債は上昇した。加えて、中国の利上げ接近観測からNY原油先物が大幅安し金先物相場も反落・・と商品相場も下げた。そして、NYダウは178ドルの大幅反落で終り、アジアではインドなど休場した3市場と逆行高した日本株を除き、中国・上海総合指数をはじめ大幅安した。日本株は、朝方の下落観測に反し上昇した。円が対ドルで83円台央まで下げたことから、輸出関連株に買いが広がり、内需株の多くが上昇した。世界の上昇相場に遅れをとったのだから、他市場と同時に下がることはなく、独歩高した!?というよりも、これまで買ってきたアジア株の一部外し、長く売って来た日本株を買い戻したことや円を売り戻す動きが優勢となったようだ。独歩高は難しいとみなさねばならないだろう。

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◆個別銘柄の選択も全体が大きく動いているときは、わずかな後押しで、上昇が急となることがよくある。しかし、相場に、不透明感が消えないなかでの上値追いは必要以上の力が必要となる。どうみても、直近相場は腕力が必要だ。しかし、好チャート銘柄だと、フォローの風が後押ししてくれるため、腕力はむしろ邪魔となることが多い。当欄は、日本株に逆風が止まないなか、上昇基調銘柄のなかから、業績、材料、需給などを勘案して参考銘柄をピックアップする方法をとってきた。そして、今後も、相場環境がそこそこ好転するまでは、この手法をとり続けるしかないと思う。■大型株ではトヨタ(7203)が20日の3200円を付けたものの、その後ひと息ついた。5日の年初来安値2800円からの反騰であり、前週末クリアした26週移動平均線を下値サポートラインとするか注目したい。エコカー制度が終った後も自動車株は順調な展開が続いている。26週線沿いの上昇基調銘柄が多いことも注目される。為替市場で「円の売り戻し」が続くようだと、なお、自動車関連株の上値追いが期待できる?いすゞ(7202)などは今期業績の相次ぐ増額修正で大幅増収増益予想となったことを背景に、09年2月のほぼ6年ぶり安値88円からの26週線沿い上昇基調が続いている。上昇余地をまだ残している?●直近紹介銘柄では、大塚HDの12月15日新規上場関連でもある栄研化(4549)は52週線を振り切り上々の11月相場となっている。が、高値飛びつき買いは無粋。いったんは、大塚HD上場前に売却したい。●むしろ、ここからならば、21万円台に乗せてきた介護付き有料老人ホーム運営のメッセージ(2400)の21万円台突破に中期相場を賭けたい。勿論、52週線を大きく踏み外す手前にロスカット価格を設定した後の話だが。●以前、紹介したウェザニューズ(4825)は1200円を挟む中段保ち合い相場が続いてきた。が、きょう、7月、10月の戻り高値を突破し、4月の年初来高値1373円をうかがう相場がスタートしたようだ。目標株価はずっと上、08年、09年夏の高値1700円台後半としたい。●シスメックス(6869)は今週、下値支持線の52週線にタッチした後、切り返しの動き。ウォッチングを再開しよう。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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