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2008/10/16

◆16日、日経平均株価は1089円安の8458円安値引けで3日ぶりに大幅反落した。指数採用の225銘柄中値上がりしたのは花王(4452)とBS(5108)の「優良」マーク付き2銘柄のみ。そして、48銘柄がストップ安引けの惨状となった。アジア・太平洋14市場(パキスタンは取引停止が続いており除外)はすべて大きく下落した。15日に実体経済の悪化懸念がひろがった米国株が大幅安したことが引導を渡した格好。前場寄り付き前の外国人投資家の注文は買い1530万株に対し、売り4320万株と4日ぶりに大幅売り越しとなった。値下り率11.4%は1987年のブラックマンデー(10月20日)に次ぎ、スターリン暴落時の10.0%を上回る史上2番目の下落率となった。ちなみに、ブラックマンデー時も3日目にはきょうと同様に急反落したが、4日目(今回では17日にあたる)は反発した。もっとも、5日目には再び大幅安となり、一時20日安値を割り込む"下ひげ"の長い日足となったのだが・・。

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◆ブラックマンデーの場合は、史上最高値から4日目に突然、NYダウの暴落に襲われたものだが、今回は、6月6日に1万4601円の戻り高値をつけたものの、7月のリーマン・ブラザーズ証券の破たんを挟み、200日移動平均線などに上値を抑えられジリ貧基調から、次第に下げが急となってゆき、10月の暴落相場となったもの。単純に87年チャートと重ね合わせることは好ましくないが、今回の方が傷が深い。最後の日足陽線だった9月24日終値1万2115円から10日安値8115円までの値下り率は33.0%。一方、87年ブラックマンデー時は、10月14日の史上最高値2万6646円から11月11日の安値2万513円まで23.0%下げた。その間、為替相場は円高ドル安が進展、大納会高(10月1日の1ドル=147.6円から121円台に)となった。■幸い、16日、欧州株は続落となったが、米国株は急反騰し、為替もドル高円安となった。17日には買い戻しや、安値狙いの新規株式投資資金流入が期待される。ネット証券など、従来の投資家は手持ち株の下落が厳しく動けないものの、連日の安値相場を見て、初めて株式投資をする新規顧客が増えているという。

◆銀行の貸し渋りに資金調達が困難となり、破たんする企業が増加し、あるいは、企業の継続に疑義の注記を付けられ暴落する企業も増え、昨年11月には3320円の上場来高値をつけていた自動車マフラートップのフタバ産業(7241)は、過年度決算の訂正を発表したことを受け、偽記載に該当すると認められる相当な事由があるとし、15日付で監理銘柄に割り当てられ、ストップ安で比例配分となり、なお、250万株の売り物を残す銘柄もある。■当欄のかつて、あるいは現在も注目している銘柄も厳しい状況が続いている。原子力関連でトップの日製鋼(5631)は100円安の788円ストップ安となり、新興プランテック(6379)や偏光フィルムのボラテクノ(4239・ジャス)もストップ安引けとなり、太陽電池製造装置最大手のエヌピーシー(6255・マザ)は一時ストップ安となった・・。一方、セブン銀(8410・ジャス)は3日続伸し、小三角保ち合いを形成。カカクコム(2371)も3日続騰。●8日に75日移動平均線が200日線を上抜いたサイゼリヤ(7581)は3日連続戻り高値を更新と上昇基調を継続中!

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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