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2013/07/02

◆日経平均株価は4連騰した。といっても、ただの4連騰ではない。たった4日間で1264円(9.8%)、10%も上げてしまったのだ。アベノミクス相場といい昨年11月安値8619円からほぼ一直線で5月高値1万5942円まで駆け上がった後、5月下旬の1100円超の大幅暴落で亀裂が生じ、逆ねじ状態で下落。6月中旬から安値もみ合いが続いたこともあって、前週後半からの上げは急となったもの。■この日は、前日の欧州株が急反発したこと、米国株も反発したことが手掛かり材料となった。欧州ではユーロ圏製造業PMI改定値が5月比改善し1年4カ月ぶり水準に回復、5月失業率も低下した。特にアキレス腱のイタリア、スペインの改善が目立ったとし両国の国債が上昇したことが評価された。また、米国も6月ISM製造業PMIが予想を上回り、NYダウは上昇に転じた。そして、ここまで低調だったNY原油先物や金・銅などの国際商品市況が上昇したことを受け、東京市場でも、鉄鋼が業種別値上がり率2位、鉱業は4位、非鉄金属7位、卸売9位、バルチック海運指数18連騰が後押しした海運株13位と商品市況高を背景に戻りが急となった。また、アベノミクス相場を牽引した金融・不動産も金利の落ち着きを背景に前週後半から値上がり上位に進出する場面が増えつつある。

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◆三井不(8801)は中期相場を示唆する26週線を6月下旬に割ったものの、すぐ、上げに転じてきた。ただ、戻り待ちの売りゾーンが上値に控えていることから、上値を試す動きから、上値を突破する展開に転じるかを、なお、ウォッチングしたい。●当欄銘柄では、年間注目株のプリマハム(2281)が26週線は破られているものの、長期相場を示唆する52週線の手前から反転。200円台を回復している。連結経常利益は2010年3月期に過去最高を5年ぶりに更新した後、前13年3月期まで4期連続で最高更新中。今期経常減益予想は何度も記したように、同社の「まずは慎重に減益で発表しておこう」といった長年の慣習にそった業績予想発表姿勢を反映したもの。前期までもそうだったように、結果的には今期で5期連続最高更新が期待できる・・。「ボロ株」イメージを取り払うには、臆病な発表姿勢を止めることであろう!

◆日マクドナルド(2702)は今週土曜日から3週連続で1日限定・数量限定で1000円クォーターパウンダーシリーズを展開する。5月に「100円ハンバーガー」の価格を120円に引き上げ、190円の「マックスダブル」を投入、価格帯の幅を広げるなど値上に成功。5月度既存店売上高は14カ月ぶりに前年同月比プラスに転じたが、7月も話題商品のキャンペーンでマンネリ化脱出にむけ第2弾エンジンを点火する!?●また、当欄注目の一六堂(3366)も前週には500円割れ目前となったが、52週線に下支えされた格好で、きょうは575円まで大幅4日続伸した。消費の高級化はともかく、価格帯上昇についての報道にふれる機会が増えつつある。チャートをにらみつつ500円台では打診買いから入っていき、あるいは、下値を拾っていきたい。●セブン銀(8410)も6月には75日線が下値サポートラインとなり、3週連続の陽線で5月高値397円に迫りつつある。●セブン&アイ(3382)とセットで強気を継続しよう。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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