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2013/10/30

◆日経平均は前日比176円高の1万4502円と反発し、22日以来6日ぶりにわずかではあるが1万4500円台を回復した。29日の欧米主力株式市場は揃って上昇、NYダウ、S&P500種指数は過去最高を更新した!米国の量的金融緩和策の継続が期待されるなか、企業の好決算発表も好調とあって、投資家がリスクを取りに行っているとの解説がもっぱらだ。東京市場でも大手企業の思わぬ業績不振には驚かされるものの、概ね順調な決算発表となっており、円が対ドル、ユーロで続落していることに後押しされ買い先行の展開となった。

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◆郵船(9101)、商船三井(9104)が反発し、川崎汽(9107)は変わらずを挟み3日続伸と海運株が揃って堅調に推移した。30日付け日経新聞朝刊が「海運大手3社の2013年4−9月期連結経常利益はそろって大幅に改善したようだ」と報じたことが手掛かり材料となったという。海運各社にとって、円安と外航バラ積み船運賃の総合指数であるバルチック海運指数の上昇は収益押し上げ要因として、株価の決定要因でもあるが、この日は、円高にブレーキが掛かっていることや新聞報道が圧倒したようだ。しかし、バルチック海運指数は今月8日にかけ5連騰して2146ポイントと2011年10月以来2年ぶり高値を付けた。しかし、その後、下げ止まらず29日には1551ポイント!と一気に38%の下げとなった。上昇ピッチが急だったから、下げもまた派手となったものだが、米金融緩和継続を背景とした大量の投資資金が海運相場に流れ込めば、リバウンド以上の相場に発展しよう、郵船、商船三井、川崎汽とも昨年9月安値132円から概ね13週移動平均線、26週線沿いの上昇基調にある。ただし、海運市況動向により投機資金が他の分野に流れていくとなれば、戻りは限定的となる。海運株は当面、「ウォッチング」としたい。

◆プリマハム(2281)は22日戻り高値に顔合わせして終了した。これをクリアし、9月20日の戻り高値220円クリアから、追いかけていこう。アナリストの三重工場見学が今月あったが、これまで無視してきたアナリストや機関投資家の呼び水となったか?どうか!決算発表前の5月に294円の高値を付けた後は、一本調子の厳しい下げとなった。もし、アナリスト、機関投資家が同社株をカバーし始めれば、200日線とか52週線といった悠長な長期線沿いの相場時代は終了する!? いずれにしても、長期線前後でもたもたしている株価を喜び買っていくようでないと、プリマ株での成功はない?

◆セブン&アイHD(3382)も5月高値4115円と6月安値3185円の三角保ち合いに終止符を打つ日は近い?10月初めに発表した13年8月中間期連結経常利益は前年同期比15.8%増の1721億円。ただ、通期予想の3370億円は据え置かれた。52週線は随分と下にあるのだが、4000円接近相場となれば、乗っていきたい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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