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2011/10/31

◆10月末であり11月第1週初め、日経平均は前週末比62円安の8988円と3日ぶりに反落、前週末に約2カ月ぶりに回復した9000円台から1日で失速、この日の安値引けとなった。円は早朝のオセアニア市場に続き東京でも戦後最高値を更新した。オセアニアでは1ドル=75.32円を付けて27日の最高値を更新。東京外為市場では75.70円台と東京での最高値を更新した。政府・日銀は11時台半ばから今年3回目の円売りドル買い介入を実施したが、介入効果は限定的で、日経平均は瞬間的に9000円とび台から9152円へと急騰する場面があったが、その後は9000円とび台での推移が続き、大引け前に失速して9000円台を割り込んでの安値引けとなった。

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◆28日の欧州株式市場ではイタリア国債の入札不調が陰を落とし利益確定売りに反落した。米国市場では、中国温家宝首相が不動産融資の抑制策維持方針を示したことやタイの洪水拡大、台湾パソコン・メーカーのエイサー赤字決算・・と相次ぐ負の材料が出現。一方、企業業績の好調、消費者関連指標の予想外の回復、そして、FOMCでの金融緩和策浮上観測が綱引きし、結局、NYダウは小幅ながら3日続伸(3日間合計では524ドル、4.45%高!)。ただ、アジア株は前週に大幅連騰したことから利益確定売りにそろって反落。東京でも、電気機器、自動車関連・・など主要企業の業績予想の減額発表もあって引けにかけて売りが出やすくなっていた。

◆前週末にマクドナルド(2702)が発表した11年12月期第3四半期(1〜9月期)連結経常利益は前年同期比2.3%減の212億円にとどまったが、通期予想の前期比3.8%増の282億円予想を据え置いたことを安心した買いが先行、出来高は15万株と依然はかばかしくはないが、それでも9月7日(終値2008円)以来の出来高だ。同社株の場合、「株価上昇時に出来高は多く、下げ相場は少ない」という兜町の常識とは無縁のようで、下げ相場で出来高が多いという不思議な銘柄だ。週足チャートはここまで何度となく紹介してきた通り。きょうは21円高の2070円引けだが、21円高といっても同社株には3月23日の60円高以来の値上がり幅だ。そう3月15日の東日本大震災直後に連日で大暴落した反動高した時以来のことだ。7月の戻り高値2070円を1円だが上回り、次は5月31日の震災後高値2117円が目標値、その次は昨年12月の2150円だ。2150円は08年12月に付けたリーマン・ショック後高値2170円に後、20円と迫ったものだ。その後、2000円台で地味にもたついてきたが、09年3月以降、52週線以下を買い場とした上昇基調は変わらず。52週線との上方かい離率がちょっぴり高くなったここからの相場に期待したい。■ボーイング「787」関連で炭素繊維独占供給の東レ(3402)は前週末に52週線を上放れ、26週線にほぼタッチしたが、この日反落したことで26〜52週線に挟まれ4週間推移している格好となった。上放れなるかに注目。●一方、金属チタンを「787」に納入する大阪チタ(5726)と邦チタ(5727)では、日足から月足まで格好の良い大阪チタに分がありそうだ。4700円台の26週線、4800円台の52週線目指して買い場探しを継続。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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