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2010/07/06

◆日経平均は前日比71円高の9338円と3日続伸し、TOPIXも3日続伸した。5日の米国市場は休場だったが、欧州で、ユーロが緊縮財政に対する警戒感を背景に下落。そして、欧州株が資源関連株安などを受け5日続落したことから、東京市場も売りが先行した。一時9091円まで下げて1日の年初来安値を更新。テクニカルでポイントとなる昨年11月安値9076円に急接近する場面もあった。その後、押し目狙いの買いが入るとともに、午前の中国市場で上海総合指数が、銀行株や不動産株に割安感に注目した買いが広がり、上げ幅を拡大したことが後押しし、後場は上げに転じた。不動産・銀行株、素材・資源株、輸出関連株などから物色人気は広がり、上げ幅を拡大した。■前引け後、日経新聞WEB版では、「(上海市場では)これまで売られていた銀行株について2011年の業績予想ベースでは、予想PERが10倍以下の銘柄が多いとの指摘があるなど、銀行株や不動産株といった主力株に株価の割安感に着目した買いが入り相場を押し上げている」と伝えた。

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◆一時年初来安値を更新し、昨年11月につけた90091円を割り込まなかったことでひと安心。そして、アジア・太平洋州株がそろって引けにかけ上昇して終った流れを受け、英国、ドイツなど欧州株も上昇して半ばを過ぎており、後は、連休明けの米国株次第。いずれにしても、下げの反動で、いったん、上値を試す動きがあっても不思議ない。下げの反動高の領域を大きく上回るには、新たな流れ、動きが胎動することが必要であり、弱気に傾いた分の修復相場の域は脱しないとの見方で一歩踏み出そう。

◆日経平均先物連動相場狙い、リバウンド狙いならば、新興国の自動化投資関連銘柄であるファナック(6954)やきょう安値を更新したばかりの京セラ(6971)に食指。また、日電産(6594)は3週連続で52週線を割り込んでしまったが、4月高値からほぼ3割下げたリバウンドを狙えそうだ。いずれも、自分のロスカット価格を設定した後の短期「買い」としたい。

◆また、中期注目株のマクドナルド(2702)は、6月高値から150円下げ、75日線を巻き込む格好で底固めし始めた格好であり、13週線を割り込み26週線に接近、していた。先にも記した雪国まいたけ(1378)とともに、会社がもうける仕組みを構築し、それに向かって経営の舵を切った銘柄として、引き続き、強気でウォッチングあるいは押し目打診買いとしたい。■セーレン(3569)が5日ぶりに500円台を回復した。5日夜のテレビ東京「カンブリア宮殿」に同社川田達男社長が出演した効果が早速現われた?社長に就任したのは1987年、筆者達が工場見学に訪れたのはその直後か。川田社長は長靴がなければ工場内に入れなかった染色工場を、コンピュータ染色システム「ビスコテックス」を開発することで一掃した。従来の染色法では10〜20色程度しか使えなかったものが1677万色、あらゆる柄が表現可能であり、少ロット生産も可能だ。テクニカル面ではまだ、上昇基調入りを示す格好とはなっていないが、今後、6月安値を二番底とした上昇基調入り確認には、5月の直近高値591円突破が必要条件、まず、ウォッチングを開始したい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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