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2008/08/11

◆前週末8日の米国株高、1ドル=110円台の7カ月ぶりドル高円安、原油・金・穀物など商品市況軟化・・を受け、4〜6月期(第1四半期)決算発表の峠を越えた東京市場で日経平均株価は大幅続伸した。前週4日に年初来安値をつけたばかりのトヨタ(7203)が続急伸し5000円台を回復したのをはじめ、「国際優良株」と呼ばれる銘柄群が軒並み高となった。<日経平均は7月24日の直近戻り高値1万3603円まであと167円に迫っての終値となった。これを突破しかつ75日移動平均線をクリアすると、8月5日の1万2893円を7月16日安値1万2671円に対する二番底確認となり、短期反騰相場入りを示唆することになるが、さて・・。■問題はある。11日出来高は17.9億株、売買代金は1.87兆円といかにも中勢上昇波動入りには市場エネルギーが乏しい。何よりも、原油、金、穀物市場などからドル買いへの投資資金の流れが見て取れるが、来年の米国景気の冷え込みを唱える声が聞かれるなか、きょうから夏休み相場本番。先物主導の相場が続くか。

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◆北京五輪、100メートル平泳ぎで北島康介選手が世界新で連覇、金メダルを獲得した。同選手は英スピード社製水着を着用したが、スピード社製水着の国内販売を手がけるゴールドウィン(8111)は、材料出尽くし感から80円安の380円ストップ安ウリ気配で終った。「好決算発表でも、中間期予想に対する進捗率の高低次第で値動きは逆方向に走る相場」が相次いでいる。この面食らってしまう相場は、投資家の市場参加者数不足、買いエネルギーの乏しさの証ともいえる。■04年夏、100円台相場時から本欄で紹介してきた新興プランテック(6379)が一時大幅安した。8日発表の09年3月期第1四半期連結営業利益が前年同期比32%減で終ったことが売り材料だった。ただ、受注状況は順調との会社側予想にある。とはいえ、筆者が最初に紹介し始めた時は03年秋、100円台前半で監理ポストにあったころ。昨年12月高値1905円がこの5年間の高値だが、8月の月足がこのまま24カ月線を割り込んで終るようだと「三尊天井」を形成し、長期上昇相場終了宣言が必要となるが・・さて?

◆一方、7日号紹介の東武ストア(8274)は、12年春開業に向け今年7月着工した第二東京タワー「東京スカイツリー」完成後の波及効果が期待される。株価は、ゆっくりではあるが、長期的には2000年9月安値150円を基点とした上昇波動にあり、短期的には今年1月安値312円からの戻り相場が続いているもの。403円の年初来高値に顔合わせしており、じり高基調の今こそ「強気」で打診買いすべきであろう。全般相場とは違った独自相場を展開する可能性大とみる。●5日号に改めて紹介したユニチャームペット(2059)が180円高まであって上場来高値を更新した。犬・猫を中心としたペット関連で高信頼性をほこる。一本調子の上げだが、時価買いも可。全般波乱場面で下押した場合は、押し目買いチャンスと捉えたい。●8日紹介のショーボンド建設(1414)は6月以降1700〜1715円が上値ネックラインとなってきたが、25日線沿いに下値は切り上がっており、「時価は買うべし!」とみるが、いかがか?●また、シスメックス(6869)も下値切り上げから、5000円台相場入り。「中勢強気の買い!」。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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