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2005/07/14

◆7月14日は「パリ祭」、といって分かるのは古い世代の日本人だけだという。フランス革命記念日のことだが、戦前、ルネ・クレール監督の映画の輸入元が原題を和訳したままでは分かりにくいということで、「巴里祭」としたことが語源だという。もちろん、大学の映画研究部に在籍していた筆者は映画をフィルムライブラリーで見ている。60年代央、映画といえばフランスであり、イタリアだった(もちろん邦画も)。専攻した外国語はフランス語。しかし、今や映画はハリウッドを中心としたアメリカの時代。集客力は圧倒的だ。一方、EU憲法制定が遠のきフランスの影は薄くなるばかり。ただ、フランスやイタリアが積み上げてきた文化や歴史はアメリカが逆立ちしてもかなわない厚味をもつ。

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◆さて、金融・資本市場で君臨するのもアメリカ。戦後世界は「パックス・アメリカーナ」の時代。NO!というのはイスラム世界のみ?そのアメリカの足元相場は、4〜6月期決算動向次第のようだ。前日はiPodが大ヒットしたアップルの決算が市場予想を上回り、過去最高益を更新。市場に決算に対する自信が芽生えた。東京市場でも内外機関投資家の買いが先行し、大型株が堅調。平均株価はここ3日間終値で壁となった1万1700円にあっさりと乗っての終了。時価総額上位20社の星取表は14勝1敗5引き分けと値上がり銘柄が並ぶ。ちなみに負けは三菱商事(8058)だが、資源高を背景にきょうも年初来高値を更新した後、利益確定売りに押されて小反落となっただけ。伸び切れなかったのはメガバンク。武田薬(4502)、NTT、松下など時価総額上位株は年初来高値更新と元気だ。中堅株の科研薬(4521)、ツムラ(4540)は高値更新後は一服。

◆一方、Jストリーム(4308・マザ)は急騰後、高値警戒感が広がり反落で終った。大和総研では、テレビ局の自社番組のネット配信に絡み、同社が手掛ける逐次動画配信システムは負荷分散で注目すべきだとしている。突っ込みを待って改めて紹介したい。また、◎「通信・放送の融合は携帯から」とするインデックス(4835・ジャス)も既にテレビ各局への第三者増資を終了。株価調整期入りの気配だが、29万円台への突っ込みがあれば好買い場。■11日紹介の大同メタル(7245)が850円台の節目を突破。自動車関連の好業績・割安株だが、今年東証1部上場でようやく修正高相場が始動。5年ぶりに4ケタに乗せたとしても、連続大幅増益に対しPERは17倍にとどまる。もちろん、来期も続伸予想だ。強気。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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